『クリスチャン・ツィメルマン ブラームスを弾く』のため広島県福山市のリーデンローズへ。
そーなんです。
12日に兵庫であったこのコンサート、台風の影響により断念したのですが、ブロ友さんより福山市でもあると聞きちょい調べてみたんですよ。
すると、なぁーーんと、福山って私からすると兵庫県立芸術文化センターへ行くのとたいして変わらないんですよね
し、知らなかった、、、、
もっと遠いイメージだったので(^^;)
しかも、翌日ホールに残席について電話すると、真ん中のブロックはないけどちょい端なら最前列から後ろの方まで残ってると言うじゃありませんか
ただ、電話予約が出来ないので当日券を来て買って下さいと。
当日券は16時から発売だけど、この分じゃ大丈夫でしょうと。
これはもう「縁」だよね、と行く事にしました
でも、もし電車が人身事故とかで遅れる場合と、勝手が分からない所なのでまごついて移動に時間がかかるかもと、駅からのバスが出てすぐだったら待たないといけないし、あと少しでもいい席を買いたいしと、16時より1時間は早く着くつもりで家を出ました。
が、駅についてもう一度電車の確認をしててびっくり、1時間間違えて早く出てしまった
これはチト早すぎる~
ひぇ~、岡山駅で時間をつぶそうかなー、どーしようかなー、と思いつつ福山まで行ってしまう事にしました。
電車に乗って驚いたのは、なんと都合の良い事にたまたま福山まで乗り換えなしで行ける便でした
(偶然帰りもそうだった)
着いた福山は、知らなかったけど「バラ押し」の町でした。
駅前にもたくさんバラがあっていい感じ
ちょっとぶらぶらして時間をつぶしたあと、駅前から出ているバスでその名も「めぐローズ」なるものに乗りホールまで約20分。(めぐローズだと160円、中鉄バスだと170円)
ここでちょっと、本日のコンサートがあるリーデンローズについて。
このホール、福山出身の世界的な音響設計家でアメリカ・ロサンゼルス在住の豊田泰久さんが設計されました。さらにこの豊田さん、なんとドイツ・ハンブルグのコンサートホール「エルプフィルハーモニーホール」の設計も手掛けた方だったのですねー あのホール、雑誌でしか見た事ないけど「凄いなー(見た目も総工費も)」と思ってました。
その豊田さん、「名だたる欧州の名門オーケストラが、新ホール建設でこぞって頼りにする日本の巨匠がいる」「指揮者やホール設計の建築家にとって、『トヨタ』と言えば、自動車メーカーではなく彼を指すほどの第一人者だ」だそうでございますよ
ほんとスゴイですねー。
私も建物の中に入ってすでに「美術館みたいー」とはしゃいで写真撮ってしまった。
(奥のブロンズ像みたいのがある所にダビデ像とかありそうに思える感じ)
ツィメルマンさんもこのようにおっしゃられてます。
ちなみにワタクシ、相当早くホールに着いてしまったけど、当日券を買うのに並ぶためチケットセンターで「今日16時から当日券発売と聞いたのですが、どこですか?」と場所の確認をしたところ「2階ですけど、今ここで買えますよ」と
「おや?」そーなの?
そりゃありがたいわ買う買うーー
と席を見せてもらったところ、あれーーー?真ん中へんも空いてるじゃん
一番前のちょい端もあって、そっちと悩んだけど真ん中あたりの席を購入。
↓ここが空いてたのよー。黄色部分はステージだったから前から2列目です。
しかーも、実際の席は前の列とかぶらないように互い違いにずれた配置になってたから、事実上一番前みたいなもんでした。
それにそれに、お値段もなんと兵庫より3000円もお安いじゃありませんか(嬉しいぞ)
演奏は5分遅れでしたが、まず、第1音を聴いてびっくりしたのが、音の響き
ほんとに凄い
なんというか、ステージの後ろにも十分に響いていて、私は前だったから客席の後ろの方は分からないけど、でも、とても響きが美しいのですよ
もう、ほんとに驚きました
このホールで演奏したら、素人なら自分が凄くうまくなったと勘違いするかもーー(^^;)
そうそう、席が前の方で嬉しげに思ってたけど、肝心のツィメルマン様のお顔は、前の奏者の方やその譜面台でちょうどお顔だけが見えませんでしたwww
そのツィメルマンさんの音は、とても優しい音でした。そして、時折キラキラと星屑が上から降ってくるようだったり。
休憩の時、手元が見える席にいた方が「まるで弾いてないみたいに軽いタッチだった」と言ってました。
このピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロっていいですね。
ピアノとヴァイオリンをヴィオラがつないで、チェロが全部を受け止めて包み込んでるみたいでした。
皆さんそれぞれ素晴らしかったけど、私はチェロの音に心を奪われました
もう、うっとりするしかない音色なのでございましたよ
ツィメルマンさんが見えなかったからというのもあるけど、岡本さんばっか目で追いかけてたわ。
彼、弾いてる姿も素敵でした。
あとでチラシを見たら(初めに見てない(^^;))この岡本さん、名だたるコンクールを総なめにしている若手だそうで。なるほどー。
全体で一番印象に残ったのがピアノ四重奏曲第3番第3楽章。
ものすごく美しい旋律だった
ここだけ又聴きたい CDだったらここばっかリピートしそうw
ツィメルマンさんのお姿は最後のカーテンコールの時に拝見出来ましたが、盛大な拍手にとても嬉しそうでした。
白髪で髭もあるので、その柔和な笑顔がなんだかサンタクロースみたいで。
ほんと嬉しそうにされてました
何度ものカーテンコールに皆さん出てきて、ある時しツィメルマンさんが女性2人に順番にハグして、最後に岡本さんの番になって「男とハグなんかやらんわ」みたいな素振りをして会場を笑わせたり。同じように女性陣の手をとってキスしてバージョンでも笑わせてくれたりと、盛り上がりながらも和やかに幕を閉じました。
(今回ね、隣の女性、喉の調子が良くなかったんだろうね。マイ水筒持って来てて休憩中に席でゴクゴク(普通外で飲みません?)。そして演奏中わりと静か目な部分で咳しちゃって、なんと、バッグをごそごそしたと思ったら、そのマイ水筒をカチャカチャと蓋開けてゴクッて、、、、まぁ咳込むよりは、かもだけど2列目でそれもある意味すげーと思ったのですが。初めから分かってるなら喉あめでも口に入れときゃいいんじゃないですかねー。どうなんでしょ。)
このリーデンローズは親切で、こういったコンサートがある時は駅までバスを準備して下さってて(多分中鉄、170円でした)、駅まで直行でした。
兵庫に行けなくて「次は絶対に行くからなー」だったけど、速攻「次」がきちゃったね。
それもこれもブロ友さんのおかげ。
このコンサートだけじゃなくて、行った事のない福山に行って色々と知る事が出来たし、自分の世界が広がりました。
教えて下さってありがとうございました 感謝感謝
やっぱり音楽っていいね
そーなんです。
12日に兵庫であったこのコンサート、台風の影響により断念したのですが、ブロ友さんより福山市でもあると聞きちょい調べてみたんですよ。
すると、なぁーーんと、福山って私からすると兵庫県立芸術文化センターへ行くのとたいして変わらないんですよね
し、知らなかった、、、、
もっと遠いイメージだったので(^^;)
しかも、翌日ホールに残席について電話すると、真ん中のブロックはないけどちょい端なら最前列から後ろの方まで残ってると言うじゃありませんか
ただ、電話予約が出来ないので当日券を来て買って下さいと。
当日券は16時から発売だけど、この分じゃ大丈夫でしょうと。
これはもう「縁」だよね、と行く事にしました
でも、もし電車が人身事故とかで遅れる場合と、勝手が分からない所なのでまごついて移動に時間がかかるかもと、駅からのバスが出てすぐだったら待たないといけないし、あと少しでもいい席を買いたいしと、16時より1時間は早く着くつもりで家を出ました。
が、駅についてもう一度電車の確認をしててびっくり、1時間間違えて早く出てしまった
これはチト早すぎる~
ひぇ~、岡山駅で時間をつぶそうかなー、どーしようかなー、と思いつつ福山まで行ってしまう事にしました。
電車に乗って驚いたのは、なんと都合の良い事にたまたま福山まで乗り換えなしで行ける便でした
(偶然帰りもそうだった)
着いた福山は、知らなかったけど「バラ押し」の町でした。
駅前にもたくさんバラがあっていい感じ
ちょっとぶらぶらして時間をつぶしたあと、駅前から出ているバスでその名も「めぐローズ」なるものに乗りホールまで約20分。(めぐローズだと160円、中鉄バスだと170円)
ここでちょっと、本日のコンサートがあるリーデンローズについて。
このホール、福山出身の世界的な音響設計家でアメリカ・ロサンゼルス在住の豊田泰久さんが設計されました。さらにこの豊田さん、なんとドイツ・ハンブルグのコンサートホール「エルプフィルハーモニーホール」の設計も手掛けた方だったのですねー あのホール、雑誌でしか見た事ないけど「凄いなー(見た目も総工費も)」と思ってました。
その豊田さん、「名だたる欧州の名門オーケストラが、新ホール建設でこぞって頼りにする日本の巨匠がいる」「指揮者やホール設計の建築家にとって、『トヨタ』と言えば、自動車メーカーではなく彼を指すほどの第一人者だ」だそうでございますよ
ほんとスゴイですねー。
私も建物の中に入ってすでに「美術館みたいー」とはしゃいで写真撮ってしまった。
(奥のブロンズ像みたいのがある所にダビデ像とかありそうに思える感じ)
ツィメルマンさんもこのようにおっしゃられてます。
ちなみにワタクシ、相当早くホールに着いてしまったけど、当日券を買うのに並ぶためチケットセンターで「今日16時から当日券発売と聞いたのですが、どこですか?」と場所の確認をしたところ「2階ですけど、今ここで買えますよ」と
「おや?」そーなの?
そりゃありがたいわ買う買うーー
と席を見せてもらったところ、あれーーー?真ん中へんも空いてるじゃん
一番前のちょい端もあって、そっちと悩んだけど真ん中あたりの席を購入。
↓ここが空いてたのよー。黄色部分はステージだったから前から2列目です。
しかーも、実際の席は前の列とかぶらないように互い違いにずれた配置になってたから、事実上一番前みたいなもんでした。
それにそれに、お値段もなんと兵庫より3000円もお安いじゃありませんか(嬉しいぞ)
演奏は5分遅れでしたが、まず、第1音を聴いてびっくりしたのが、音の響き
ほんとに凄い
なんというか、ステージの後ろにも十分に響いていて、私は前だったから客席の後ろの方は分からないけど、でも、とても響きが美しいのですよ
もう、ほんとに驚きました
このホールで演奏したら、素人なら自分が凄くうまくなったと勘違いするかもーー(^^;)
そうそう、席が前の方で嬉しげに思ってたけど、肝心のツィメルマン様のお顔は、前の奏者の方やその譜面台でちょうどお顔だけが見えませんでしたwww
そのツィメルマンさんの音は、とても優しい音でした。そして、時折キラキラと星屑が上から降ってくるようだったり。
休憩の時、手元が見える席にいた方が「まるで弾いてないみたいに軽いタッチだった」と言ってました。
このピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロっていいですね。
ピアノとヴァイオリンをヴィオラがつないで、チェロが全部を受け止めて包み込んでるみたいでした。
皆さんそれぞれ素晴らしかったけど、私はチェロの音に心を奪われました
もう、うっとりするしかない音色なのでございましたよ
ツィメルマンさんが見えなかったからというのもあるけど、岡本さんばっか目で追いかけてたわ。
彼、弾いてる姿も素敵でした。
あとでチラシを見たら(初めに見てない(^^;))この岡本さん、名だたるコンクールを総なめにしている若手だそうで。なるほどー。
全体で一番印象に残ったのがピアノ四重奏曲第3番第3楽章。
ものすごく美しい旋律だった
ここだけ又聴きたい CDだったらここばっかリピートしそうw
ツィメルマンさんのお姿は最後のカーテンコールの時に拝見出来ましたが、盛大な拍手にとても嬉しそうでした。
白髪で髭もあるので、その柔和な笑顔がなんだかサンタクロースみたいで。
ほんと嬉しそうにされてました
何度ものカーテンコールに皆さん出てきて、ある時しツィメルマンさんが女性2人に順番にハグして、最後に岡本さんの番になって「男とハグなんかやらんわ」みたいな素振りをして会場を笑わせたり。同じように女性陣の手をとってキスしてバージョンでも笑わせてくれたりと、盛り上がりながらも和やかに幕を閉じました。
(今回ね、隣の女性、喉の調子が良くなかったんだろうね。マイ水筒持って来てて休憩中に席でゴクゴク(普通外で飲みません?)。そして演奏中わりと静か目な部分で咳しちゃって、なんと、バッグをごそごそしたと思ったら、そのマイ水筒をカチャカチャと蓋開けてゴクッて、、、、まぁ咳込むよりは、かもだけど2列目でそれもある意味すげーと思ったのですが。初めから分かってるなら喉あめでも口に入れときゃいいんじゃないですかねー。どうなんでしょ。)
このリーデンローズは親切で、こういったコンサートがある時は駅までバスを準備して下さってて(多分中鉄、170円でした)、駅まで直行でした。
兵庫に行けなくて「次は絶対に行くからなー」だったけど、速攻「次」がきちゃったね。
それもこれもブロ友さんのおかげ。
このコンサートだけじゃなくて、行った事のない福山に行って色々と知る事が出来たし、自分の世界が広がりました。
教えて下さってありがとうございました 感謝感謝
やっぱり音楽っていいね
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