熊本県知事が川辺川ダムの建設容認に方向転換したという記事がありました。川辺川ダムは球磨川の上流に位置するもので、地図を開いてみたら一目瞭然ですが両側は切り立った山です。洪水になればその谷を一直線に下ります、あふれた水は街を水没させます。
この川にダムを作って一時期蓄える・別の放水路を作ってそちらに誘導する・・・昔から考えられている方策ですが、これが自然破壊につながるといってダム反対を掲げた知事が誕生しました。ダムがなくても洪水は防げるといって当選したのは当時東大教授だった椛島知事です。
代案を持たないまま20年・放置した結果は大洪水と甚大な被害です。自然災害は毎年起るものではありませんし、放置しただけの施策がいいわけがありません、だから今各地で耐震工事が公共施設を中心に行われているのです。おそらく今行っている公共施設の耐震工事の大半は役立つことなく終わるのでしょう、いつ起こるかわからない、どれだけの規模かもわからない・・・災害に対する備えに終わりはありません。
国民の多くは火災保険をかけていますが、おそらく無駄な投資になるのがほとんどなのにわかっていても保険に入っているのです。
ダム建設反対を撤回するのなら知事を辞任して次の人に任すべきです。
椛島知事を非難するのではありませんが、いつ何時起こるかわからない災害です。熊本大地震も椛島知事になってからです。
今日は満月のスーパームーンさらには皆既月食ですが残念何にも見えません、すでに雨も落ち始めました。
大潮です、アサリ堀に行きました、すべて空っぽ自分の酒の肴程度です・・・
