うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

おっかなかっただ!&最終回⑧

2011年04月22日 19時58分35秒 | アニメ
今日、仕事していたら1歳のお子さんを連れたお母さんがいらっしゃったのですが、受付で「こんにちは。」とご挨拶すると、たいていは「こんにちは」とか「おはようございます」とかお返事してくれるんですが、何故かそのお母さんは黙ったままそっぽ向いてる。子供に絵本貸したりしてご機嫌取りつつ(苦笑)、書類チェックして「2,3点お伺いしたいのですが・・・」といってもお母さんは全くそっぽ向いたまま、かもしたの顔見ない。もしかして聞こえなかったのかな?と思い「あの、私の声聞こえますか?」と尋ねたら、お母さん、目を見開いて
「・・・あぁ!?(※この「あ」には濁点がついていると思ってください)
いや、今までもお客さんの苦情の時は凄い怒鳴られたりしたことありましたが、まさか朝一発目からメンチ斬られるとは思わなかったっすよΣ(-口-;)
その後も丸が二つ付いているのを「どちらか選んでもらっていいですか?」と尋ねれば「勝手にしろよ!」「どっちだっていいだろうが」ととにかく話にならない。一方1歳の息子さんは、このようなお母さんは見慣れているのか全く気にせず遊んでいる・・・(-△-;)
とにかく受け付け終わって、未完全(※ちゃんとした書類にならない)のまま、上司に確認して終わりましたが、一体何であんなに機嫌悪かったんだろう(ーー;)?後で聞いたら他の部門でも全く同じ態度だったらしく、唯一違ったのは男性のベテラン職員さんに対しては大人しかったらしい。もしかして女性嫌いの母なんだろうか。
BASARAでもよく筆頭がメンチ斬っていますが、リアル母の方がよほど怖かったです^^;

そんなおっかない今日は「ある意味おっかなかったアニメ」の最終回見ました。
『魔法少女まどか☆マギカ』:普通魔法少女の典型と言えば
・普段はちょっとドジっ子のどこにでもいる普通の女の子
・可愛いお供のペットが魔法をくれて、魔法使いになる
・ドジふみながらも段々魔法使いとして成長。やがて仲間ができ、主人公は最強の魔法使いに
・ラスボス倒して、みんなで幸せになる。
・そんな魔法使いの話を見た、リアルの小さい女の子に「私も魔法使いになりたい!」という夢を与える
・・・↑という典型的展開を全てぶっ壊してくれたお話でした。
最初見たときは普通に魔女っ娘な展開だったので、「このプリキュア全盛期に、どんな魔法使い話になるんだろうか?」と思って見ていたんですが、最初に「あれ?」と違和感感じたのは、4話くらいでマリさんが死んだとき。「多分次回には「あ~びっくりした!」とか言って、マリさん登場するんだろうな。だって「魔法少女は死なないはずだし。」」と思っていたのですが、ふたを開けたら本当にお亡くなりになった展開に(-△-;) しかもこういった展開の時は励ますはずのお供のペットが「仕方がないよ。」とアッサリ死んだことを認める発言。(なんか展開暗くなってきた・・・?)と思ったら、6話だか7話くらいで魔法少女が戦っている相手は自分たちの未来の姿で魔法少女のなれの果て。しかも、お供のペットが魔法を授けたのは、宇宙を維持するためエネルギー源となる少女たちの感情というエネルギーを回収するため。用が済めば死のうが星を滅ぼそうが知ったこっちゃない、というどこからどう見ても「魔法少女になりたい」なんて絶対思わない話に・・・。
揚句魔法少女の魂は肉体になく、ある意味人質状態。肉体はただの入れ物なので、生命機能していない=魂の入れ物壊せば肉体なんて勝手に滅びるという、「夢も希望もあったもんじゃない!(byメリー・ナイトメア)」
お供のペットに騙されないように、みんなの未来を変えてみせると誓った、当初敵っぽかったほむらちゃんが、たった一人で何度も主人公まどかの亡くなる結末を変えようと、まどかの魔法少女化を阻止しようとするが、その度まどかは魔女となったり亡くなったりして、ほむらは一人で時間をさかのぼることができる魔法を使って、まどかの運命を変えようとしてきた。
結局まどかは最後は魔法少女にまりますが、タイトルが「魔法少女」と言いながら、ヒロインが魔法少女になったのは最終回、という展開も初めてでしたね。
最終的にはまどかは魔法少女になるにあたっての望みとして、「魔女のない世界に。今まで魔法少女になった人たちの悲しみと絶望を、すべて自分が受け入れる」ということで、過去から現代までありとあらゆるところにいる魔法少女の力を全部自分が引き取ることで、違う世界軸・・・つまりは存在自体が今の世界から無くなる、という結末になりました。
当然まどかのことは誰も知らない。存在自体がないので。だけど、ほむらとかつてのまどかの家族、弟だけは「まどか」という存在をどこか感じ取っていた。ほむらはそれを受けて、一人魔女・・・ではなく、魔獣という敵が存在する世界で戦い続けるということで終焉。
いや~~ここまで鬱な展開になる魔女っ娘話って凄いですよ。段々救いようがなくなってきましたし。ちょっと判らなかったのが、当然世界が変わってしまったので、死ぬはずだったマリや杏子は生きていることになりましたが、何故かさやかだけは死んでしまったままなんですよね。さやかが生きている場合だと、完治の願いを賭けた恭介の体が障害を残したままになってしまうため、完治させた状態のままの世界を維持するには、どうしてもさやかが存在を消さなくてはならない運命だったのかもしれませんが。
後は、あれだけウジウジ悩んだり悲しんだりしていたまどかが、急に強くなったのも「?」。 彼女なりに悩んだ時間が長かったですが、はっきりと自覚したのはほむらの覚悟を聞いてからかと思います。でもあまりにもあっさりと決意したので、そのあたりがもうちょっと描かれているとわかりやすかったかな。
ともかく、今までにない作りと構成と展開には驚きものでした。別の話もあるみたいですが(「かずみ☆マギカ」と「おりこ☆マギカ」)、どんな話なんだろう?ちょっと読んでみたい。
ハッピーエンドとまではいかなかったですが、「人生、そんなにいい話ばかりじゃないのが現実」といえば、何となくわかります^^;

コメント
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