フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

大阪へ  アーケード街

2019-09-01 | 日記






29日から大阪へ行ってきました。
Yが書いているように、江成先生の「被爆」写真展と
トークイベントに「凄い」という言葉だけでは言い表せないほど
感銘を受けました。写真に対しても社会や人に対しても
戦争犯罪・日本人としての罪・人間の業の深さ・
写真家としての責任と伝えていくべき道について・・など
先生の揺るぎない純粋な信念に裏打ちされた、一貫した思いがありました。
とうてい足元には近づけないような「偉大な写真家」との思いに圧倒されましたが
後ろから写真撮影について回り、並んでスリーショットなど
思いもよらない幸運に巡り合うことができました。
被爆した遺品や遺構の数々から立ち上がってくる沈黙の言葉は
圧倒的ながら実に静かで・・それ故に会場全体から
声なき声がしてくるようで・・異様さがありました。
又・・
社会の矛盾に満ちた場所へのご案内
石津さん・・ありがとうございました。皆さんありがとうございました。
胸いっぱいになりながらも「見る」体験ができましたこと
感謝申し上げます。

             m



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大阪へ

2019-09-01 | 日記




29日から大阪へ。
午後ニコンプラザ大阪で、「被爆」写真展に合わせた江成常夫先生の
トークイベントが行われた。写真展はヒロシマとナガサキの膨大な被爆者と
遺構の一部の克明な記録。死者の体内から出てきた小さなガラス片を全紙大に
拡大した写真など、小さな遺構も沢山展示されていた。こうして見せることが
写真の力なのだといわれた言葉に深く感銘した。ともすれば政治や行政、そして我々
大多数の国民があいまいにし、ないがしろにしてきた「戦争」の罪・責任に長年向き合い
それを丹念に追い続けてきた写真家の執念と信念の強さに圧倒された。
写真を撮ることの意味、表現とは何なのかを深く考えさせられるお話だった。
それにしても先生はお元気だ。次の日、石津さんの案内で先生に大阪のディープな場所を
紹介する街歩きに我々も同行したが、先生の足取りは軽く、言葉も快活だった。
「花嫁のアメリカ」「鬼哭の島」などの撮影秘話などいろんな有意義なお話が聞けたが、
ここではとても紹介しきれない。
写真は大阪街歩きのスナップの一部、こちらは追々と・・・
                               Y
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