山仕事

 

 

 

先日の朝、田舎の家の下の道に２台の車が止まり、

５人の男の人が降りて来て、身支度を始めた。

格好からして山仕事のようだった。やがて彼らは

刈払い機やチェーンソーなどをそれぞれに携えて、

家の前の２年前に伐採された山に登っていく。

急斜面で足場も悪いが、軽々とした足取りで天辺まで行くと

山の向こう側に姿は見えなくなり、機械の音だけ時々響いてきた。

どうやら植林の準備らしかった。

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