フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

豊田市美術館 2

2014-05-28 | 日記







荒木経惟の「往生写集」を観てきました。
Yの感想に全く同感しています。
何度もみて知っているのに
「センチメンタルな旅」の陽子の
気だるい表情に心が魅かれます。
痩せっぽっちの身体が放っている生と死の匂い・・
もうこのころすでに遠いところで
身体が悪かったのでは・・
と勘ぐってしまいそうです。
仄暗い旅館の一室、蒲団の皴の清潔さ
なかでも石棺をイメージした草叢のベンチに
心が狼狽えてしまいます。
チロも空も良いけれど
アラーキーはやっぱり陽子さんですね。
孤独と寂しさが交じり合います・・
            m


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2 コメント

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豊田市美術館 (e.i.)
2014-05-28 17:32:10
お二人でいらしたのですね。私も荒木氏の展示、きゅんときました。結局、人間は最期は一人という事を突き付けられた気がします。自宅のマンションからの定点観測の縦位置の写真群、「一本の木」と重なり参考になりました。美術館も水とガラスが様々な状況を演出してくれて魅力的ですね。やはり、行けば何か見つかるものですね。
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豊田市美術館 (m)
2014-05-29 13:55:16
初めてここの美術館へいったのですが・・さすが、車関係で街全体が裕福なんではないでしょうか? 立派でした。美しい景観でもありました。荒木氏は、右目を失明されて・・
お酒も夜の遊びもひかえて、ラジオ体操をする毎日みたいですね。近況が今日の朝日新聞に載っていました。生きていくことは一筋縄ではいかないですね。一本の木も同じですね。
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