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フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

田毎の太陽

2017-05-22 | 日記






田毎の月、確か信州の姨捨の棚田あたりの
月が有名だったと思うが、水田の一枚一枚に
月が写っている・・
実際にそんな光景があるのだろうかと疑問に
思っていたが、先日農作業の合間に
代掻きの済んだ棚田を見ると、
それぞれの田んぼに太陽がまぶしく反射している。
ところがしばらくしてから見ると
3枚目の写真のように太陽の反映は手前の一枚の田んぼのみ。
どうやら太陽の位置と見る角度の関係のようだ。
月の光でも同様の情景すなわち「田毎の月」が映ることが
照明されたことになるが、田んぼがこの状態である期間は短いのだ。
田んぼの水面が澄んで、月が満月に近く、しかも晴れていなければ
ならない。更にこの位置から撮ろうとすると
時間的には夜明けに近いころになるだろう、
となると、なかなか難しい条件なのだ。
というわけで、今年も「田毎の月」は撮れそうもない。
                           Y
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5 コメント

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Unknown (和子)
2017-05-22 20:30:56
「田ごとの月」面白いですね。
下記、見てみると、「田ごとの月」は不可能だと書いてあります。
http://asiaphotonet.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-759f.html
そして、『「田毎の月」の本質は、「同時にすべての田んぼに月が映る」という特殊現象(超常現象)ではなくて、「田んぼの水に月が映った光景を見て、美しいなぁと思う感性」にあるのだと思っています。』とも書いています。日本人ならではの感性でしょうか。
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田毎の太陽 (Y)
2017-05-22 22:08:04
ご指摘ありがとうございます。確かに月は広重の浮世絵のようには写らないでしょうね。太陽は光が月の比ではないので、こんな風に田んぼ毎の光として見えたのだと思います。
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田毎の月 (m)
2017-05-25 10:49:47
「田毎の月」面白いですね。広辞苑を見ると、長野県更級郡冠着山(かむりきやま)、伝説では姥捨山の山腹の小さく区切った水田の一つ一つにうつる中秋の月・・とあります。何の根拠もありませんが、私はありうるのではないかと想像しています。確かに草間彌生の水玉のような月が映ることはないかと思いますが、ガラスの角度によって同じ人が写っているのをみたことがあります。それとこれとは違うとは思いますが、和子さんの知らせてくれた「坂折れの棚田」の2枚目の田んぼの端に僅かに月の明かりが見えます。このとき田んぼがもう少しけずれていたら、月の光はここの田へものびているように思います。東に向けて棚田があって、棚田は極々細く小さくていれば、みる角度によって田毎の月ができないでしょうか。日本人の感性のなせるわざかもしれませんが・・伝説は、案外実際の何かをもとに語り継がれてきていると私は勝手に思っているのです。
それにしても広重はシュールですね。こういう考証はむちゃくちゃでも大好きです。
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Unknown (和子)
2017-05-28 08:38:53
「田毎の月」、盛り上がりますね(笑)
話は違いますが、関の「モネの池」(名もない池)が外人に人気らしいです。どんな所なのかネットで見てみましたが、結構素敵なところですね。こんなところがあるなんて、知りませんでした。
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勝手に盛り上がりました。 (m)
2017-05-29 13:44:46
和子さん・・「田毎の月」、誰か実験・考証してくれる人はいないものでしょうか!福岡伸一さん(生物学者)の動的平衡などの考察がとても面白くて・・考えてもみなかったことを指摘されるのが好きで・・こんな人が考察してくれると面白いとおもいますが・・。さて、「モネの池」ですが、洞戸の方にあります。私たちもチョイ有名になったばかりのころ行ってみました。そのころはまだ人が少なかったので現地の人が説明してくださって湧き水の出どころなども教えていただきました。和子さんがまだ岐阜にいらっしゃったころはそれほど有名ではなかったのですが、今は観光バスで賑わっていて山里の小さなその池周辺だけが大賑わいです。とても透明な池ですよ。
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