連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
19日、夕方田舎に着き、
うろうろしているうちに日が暮れた。
日が暮れるのも随分早くなった。
6時半頃東の空に仲秋の名月が上がってきた。
撮り終えて振り返ると、
西の空にはまだ夕焼けの色が
残っていた。
夜の月はmがアップした通り・・
Y
美しい心の洗われるような
満月でした。
いつも満月を撮ると
わがカメラでは
光が強すぎて輪郭がぼやけて
すっきりとした月が
撮れませんでした・・
それが・・月に雲がかかって
光量不足に陥ると返って
よいということがわかりました。
ああ・・はればれ
m
伊根から北へ少し行ったところに
千枚田があるとパンフレットに載っていたので
行ってみた。
千枚どころかほんの数枚の棚田が山の中腹にあった。
後はいわゆる耕作放棄地。
車を道際に寄せて、撮影ポイントを探していると
棚田の先の電柱にカラスが集まってきて
乱舞が始まった。
それが少しおさまったころ、
郵便配達の赤い単車が、
山道を駆け下りていった。
青い海 黄色く実った稲穂
群れ飛ぶカラス 赤い単車
映画の一場面でも見ているような
絶景だった・・・
Y
夏にアップしようと思っていて
できなかった花たち。
ひまわり・オイランソウ・オニユリ
ひまわりは毎年育てていて
田舎の畑を囲むように咲きました。
オイランソウ・・今年の暑さが
色を際立たせました。
オニユリ・・百合根を栽培していた
なごりのようです。
m
伊根の細い道を歩くと
家々の間からちらりと見える
海が気になります。
公の海なのに個人的な生活の海が
垣間見えるからです。
そこでは海風が自在に
吹いていました。
小さな空き地を利用したのかどうか・・
絶妙な位置に社があるのも
あちらこちらにお地蔵様が
奉られているのも
それだけ海の事故があるせいかしら?
などと思いながら・・
美しい透き通るような海を見て
伊根を後にしました。
m
海沿いの集落はほとんどがそうだが、
この伊根の道も狭かった。
唯一の生活道路なのに、車が
やっとすれ違えるくらい・・
それだけに、色濃い生活の臭いと
ここで暮す人々のつながりの深さが
感じられた。
田圃や畑の広がる、だだっ広い
所に住んでいる身としては
ちょっと住みづらい感はするが、
こういうところで暮せば、
また人生観も変わってくるだろう。
汗だくになって湾に沿った道を
半分だけ歩いて、伊根を後にした。
Y
伊根というところを
初めて歩きました。
海と一体となった生活が
どんなものか・・
想像もつかないけれど
便利なようで、台風などで
荒れたときは自然の驚異を
改めて知るのでしょうか・・
今回の大型台風・・皆さんのところは
大丈夫でしたでしょうか?
豊橋に上陸して・・浜松あたりも
被害がありませんように・・
佐鳴湖の「一本の木」は無事でよかったです。
福知山では避難が続いているのでしょうか・・
福島あたりはまたまた被害があるのでは・・
災害列島日本・・心配です。
m
伊根の集落を歩いてみた。
湾に沿って舟屋が立ち並んでいるが、
その舟屋に沿って狭い道が続いている。
舟屋は、いわば船のガレージでもあり
倉庫や作業小屋でもあるようだ。
一部は二階を宿に改装して、
観光客を泊めたりもしているようだが、
何処もかしこもが土産物屋や飲食店に
姿を変えてしまっているような
観光地とは違い、
ここには海を生業とする昔からの
暮らしがあった。
台風18号の影響で、各地で特別警戒警報が出され
水浸しになっている地域も多いようです。
皆さんのところは被害などなかったでしょうか。
Y
パンフレットなどで
見慣れてはいるものの
改めて見ると確かに
美しい景観です。
ためらいもなく見たままを
見えるままに撮影してみました。
発見! 日本って美しいんだ!
発見! 私って
こういう風景好きだったんだ!
m
3日目の午前中、伊根で過ごした。
馬蹄形の湾に沿って、びっしりと
舟屋が立ち並ぶ独特の景観。
高台の道の駅からは、
その全体が見渡せた。
今まで写真では何度も見たことがあったが、
思っていたより大きな集落だった。
Y