連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y
雪原の中に窪みができていると
その下には大抵水が流れている。
水の流れによって雪が下から
融けていくのだ。
一方樹木の根元は、
木の温かさによって早く雪が融けて
やはり窪みができる。
切り株の上の雪は取り残されて
一番下の写真のような造形になる。
雪は積もり方や融け方も一様ではないのだ。
今日はこちらでも雪降り。
あまりにも寒いので、前に撮った
田舎の雪の写真をアップ。
Y
立春が過ぎても今日は
凍えるような寒さです。
昼頃から雪もちらつき始めました。
田舎の田んぼと道を分ける
ブロック垣に凍みた氷の模様ができて
なにかしら具象的にみえてきました。
青木繁の大漁かな?
ふざけたピエロかな?
海亀のヒレかな?
ただの氷です。
m
ひだりめ不動の禊祭り
せっかく行ったのだからと
スナップも撮りました。
帰り際、三人の裸男たちがこちらへ
やってくるのでカメラを向けようかと
迷っていると、「この人が心男だよ」と
横のガード役の裸男の人たちが言って
真ん中の人を指差します。
ええっとYも私も驚いて・・
確かにそう言われれば真ん中の人は
どことなく心男の風格が見えます。
こんなところで心男さんに会えるなんて
嘘のようです。今まで心男さんなんて
触れたことなど一度もない私たちは
大急ぎで握手・握手です。
夢のようで信じられませんでした。
春と福が一度にやってきました。
m
ここのところいい天気が続いている。
冬の陽は空気が澄んでいるからか
色合いを鮮やかに映し出す。
今日は青を基調とした写真を
並べてみた。
Y
行事ものばかりを追っていた頃は
周りを見て楽しんで撮るということが
なかったような気がします。
こんな優しいお顔のお地蔵様が
いらっしゃったこともわかりませんでした。
川面の光の美しいこともカットしていました。
ですから・・私は今現在の写真に
対する姿勢の方が、より写真を撮っているという
感じになれるような気がします。
風が吹いて雲が流れてゆく・・
裸男たちの掛け声がうねっている・・
そうした時、春を呼ぶ祭りなんだと
しみじみします。
m
裸祭に行ったのだが、
裸男たちはあまり撮らず、
人々の賑わいも撮らず
お寺の周囲を巡ってみた。
まわりは農村集落で、
寺の境内以外にはほとんど
人影もなく、
冬の日差しだけが降り注いでいた。
風は冷たかったが、少しだけ
春の気配が感じられる時期になった。
Y
3日、思い立って
大垣市の左目不動に出かけた。
宝光院が寺名だが、通称左目不動、
この日は節分の行事で、
裸祭があるのだ。
着いたのは、もう祭りのクライマックス、
裸男たちの杭瀬川での禊が終わるころだった。
堤防には多くの見物人やカメラマン、
最近はめったにこうした行事ものには
出かけないので、昔の顔なじみたちに
何しに来たのと言われてしまった。
写真は祭りが終わってから境内などで
スナップしたもの。
Y
春の畑は光がいっぱいです。
採り残された白菜などは
もうきっと美味しくないと
思われるけれど、一冬を耐えて
すっかり丸くなった形が愛らしいです。
束ねた藁の後ろ姿が
これまた人影のごとく・・
畑を見守っているようです。
m
この前の日曜日の月は十三夜。
昨夜は十五夜の満月。
昨日は節分、今日は立春。
風は冷たいが、太陽の光が
少しずつ強くなって、
冷えた空気を暖めてくれて、
外にいてもそれほど寒くはない。
Y
良く晴れていても
近頃のニュースには
胸の詰まる思いがします・・
路上に示された方向へ進めば、
皆が幸せになるという標識は
ないものでしょうか・・
田舎の雪景色は少し休んで
昨日は久しぶりに節分会を
楽しんできました。
m