初秋の宵
タカサゴユリは散り際、シュウメイギクは咲き出し、
日の暮れるのが随分早くなった。6時前にはもう薄暗い。
陽射しも傾き、家の中に火が入るようになったが、真夏のような
強さはない。すっかり秋の気配、今日は午後から雨になり、
肌寒い程だ。バダバタしている間に、季節は移っていく。
Y
タカサゴユリは散り際、シュウメイギクは咲き出し、
日の暮れるのが随分早くなった。6時前にはもう薄暗い。
陽射しも傾き、家の中に火が入るようになったが、真夏のような
強さはない。すっかり秋の気配、今日は午後から雨になり、
肌寒い程だ。バダバタしている間に、季節は移っていく。
Y
日本海に船の航跡のようなものが伸びていました。
何も変化がなさそうな平穏な海に見えますが・・
実際には、海中では何かが蠢いているのかも・・
などと、この頃の不安定な世の中を思いました。
鉄塔は鳥海山の麓、丸池の近くの風景です。
鰯雲と鉄塔だけなのに美しいと感じました。
m
ホテルは酒田の駅前で、部屋からホームが見渡せた。
夜、羽越本線のクリームイエローの列車がホームに着いた。
直ぐに発車するだろうと見ていたが、停車したまま、やがて車内の照明が消え
列車は眠りについたようにホームで一夜を過ごした。
朝見ると、列車はまだ止まったままだったが、次に見た時には
姿がなかった。
Y
日本海とゴツゴツした岩と
荒波によってかなり摩滅してはいましたが・・
またそれが良い風合いをみせている十六羅漢さまが
鎮座して、スケールの大きな景観を見せてくれていました。
2枚目の写真はただの岩のシルエットですが・・
見かたによっては仏像のようにも見えました。
海に向けて永遠の祈りを念じているようにも思えました。
m
当たり前のことですが、酒田は秋田県に超近いのです。
そのことがわけもなく感動を呼びます。遠くまできたもんだと。
そして、今年初めて鳥海山の麓に行きました。
雄大な美しい山です。いたるところでこんこんと湧き水が流れているのに
丸池はしかし、少し澱んだように緑色のテカリを生んでいました。
コロナ禍のため少し簡素な授賞式を終え、荒井さんに教えてもらった
十六羅漢さんと丸池を巡ってきました。
選者の大西先生も行かれたようですが、ニアミスでした。
m
今年二度目の土門拳記念館。
9月5日、ここで第27回酒田市土門拳文化賞授賞式が行われた。
コロナ禍の影響で、参加人数も絞られて、奨励賞の2名も欠席と、
例年の華やかさ晴れやかさと比して、ずいぶん簡素な式となった。
文化賞の鈴木渉さんの「福島祭祀巡礼」は、予想していたよりはるかに
重く深く、美しい作品群だった。震災の爪痕の残る中で、
震災後全国の避難先から集まって,郷土の祭りや伝統芸能の保存と
復興祈願の活動を続ける人々や、祭りに高揚する顔々
この十年の苦節がしっかりと映像化された重厚な作品が30点、
もっとしっかり見ていたかったが、時間がなかった。
今回は作者のギャラリートークも割愛されたのは、残念だった。
11月に新宿12月に大阪ニコンプラザで文化賞作品展が開催されるので、
楽しみにしたい。
Y・m
長良川鉄道。第三セクター鉄道で、旧国鉄時代は越美南線だった。
たった一両が多いが、観光シーズンには二両編成になったり、また観光列車「ながら」が
走っていることもある。田舎への行き帰りに、たまに見かけるが、出会うと嬉しくなる。
でも、撮り鉄ではないので、待ち構えたりはしない。
週末から週明け、コロナ禍の最中ですが、少し遠出してきます。
Y