植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇泉鏡花記念館体験レポート(No.1)

2012-01-05 04:32:49 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その31(No.120)

◇泉鏡花記念館体験レポート(No.1)

□泉 鏡花(いずみ きょうか、作家、金沢市出身)
 1873年(明治6年)11月4日 - 1939年(昭和14年)9月7日)
 本名、鏡太郎は金沢市下新町生れ、明治後期から昭和初
 期にかけて活躍した小説家。戯曲や俳句も手がけた。

 尾崎紅葉に師事し、『夜行巡査』『外科室』で評価を得、
 『高野聖』で人気作家になる。江戸文芸の影響を深くう
 けた怪奇趣味と特有のロマンティシズムで知られる。ま
 た近代における幻想文学の先駆者としても評価される。
 他の主要作品に『照葉狂言』、『婦系図』、『歌行燈』
 などがある。
■写真は泉鏡花記念館の門


 父清次は腕のいい彫金師で、工名は政光。母鈴は江戸葛野
 (かどの)流の大鼓(おおかわ)の家中田氏の娘で、鈴の
 兄松本金太郎は宝生(ほうしょう)流のシテ方として聞こ
 えた能楽師、その子長(ながし)も能の名人として高名で
 ある。鏡花文学には、父方の工芸の血と、母方の芸能の血
 が一つになって流れている、とみなしてよいだろう。
 
 1882年(明治15)母鈴は次女やゑ出産後死亡、繊細な神経
 をもつ少年鏡太郎は心に深い傷を受け、母を恋うる感情は、
 彼の作品の主要なテーマの一つとなる。
■写真は玄関左の泉鏡花父子像 


 記念館は、泉鏡花の生家跡(生家は明治時代の火事により
 焼失)に建つ木造二階建てと土蔵三棟からなる建物を改修
 して整備されたもの。
 鏡花が生まれ育った当時の街並みの面影を色濃く残す地域
 にあり、浅野川、主計町茶屋街、ひがし茶屋街と隣接して
 います。
■写真は泉鏡花記念館玄関

泉鏡花記念館ホームページ
http://www.kanazawa-museum.jp/kyoka/index2.html