金沢の観光スポット体験レポート その152(No.265)
◇時雨亭(兼六園内)体験レポート1
5代藩主・綱紀が兼六園を作庭した頃からあった兼六園
内の別荘で、主に茶の湯に利用されていました。廃藩の
後(明治初期)、惜しくも取り壊されてしまいましたが、
平成12年(2000)、新しい庭園の完成とともに復元。亭
内の見学は自由で、座敷に腰を下ろして庭園を眺めなが
ら休憩することができます。また、和菓子とともに煎茶
や抹茶の呈茶(有料)もしています。
*入場料は無料です。
■写真は全景
明治以前まで時雨亭は現在の噴水の向かい側に建っていた。
■写真は入口看板
■写真は玄関
藩政時代の平面図によると、8畳と10畳の座敷2間に、1畳
台目の「御囲」と呼ばれる小さな茶室がある。それに控
えの間4室と勝手の間があり、およそ64坪の建坪であった。
現在の時雨亭の庭側の10畳と8畳、それに続く「御囲」は
平面図より復元されたものである。茶会や庭を眺めなが
ら休憩できる場所として幅広く利用されている。
■写真は広間座敷
メニュー:生和菓子付抹茶=700円 和菓子付煎茶=300円
■写真は抹茶
■写真は座敷の釜