いしかわの観光スポットレポート(No.2026)
◇金沢湯涌江戸村探訪-③(ユーチューブ連動解説版)
江戸時代の加賀藩を中心とした民家をひろく集め、移築して展示公開してきた「旧江戸村」の閉鎖にともない、この民家施設を引き継いだ金沢市は、文化財保存上、より適した当地への再移築に2003年より着手。2010年9月、農家3棟、武士住宅1棟、商家2棟、宿場問屋1棟、武家門1棟、総計8棟の移築が完了し、「金沢湯涌江戸村」開設した。現在は11棟になっている。
〒920-1122 金沢市湯涌荒屋町35番地1
TEL:076-235-1267
◇農家ゾーン
1)旧平家住宅
【旧所在地】石川県鳳珠郡能登町
【建築年代】17世紀頃
【指定】石川県指定有形文化財
能登型のきわめて古い農家で手斧(ちょうな)仕上げの柱も残っている。
2)旧高田家住宅
【旧所在地】金沢市湯涌河内町
【建築年代】18世紀前半
【指定】石川県指定有形文化財
典型的な加賀型農家であり、建物内に馬屋を持つ。
3)旧園田家住宅
【旧所在地】金沢市二俣町
【建築年代】19世紀前半
【指定】国指定重要有形民俗文化財
加賀藩に御料紙を納めていた紙漉き農家。
4)旧野本家住宅
【旧所在地】石川県鳳珠郡能登町
【建築年代】19世紀前半
【指定】金沢市指定有形文化財
代々肝煎(きもいり)を務めた家柄であり、土間ニワは御白洲(おしらす)に使われた。
◇金沢湯涌江戸村探訪-①(ユーチューブ連動解説版)
◇金沢湯涌江戸村探訪-②(ユーチューブ連動解説版)
(つづく)
□ユーチューブ「金沢湯涌江戸村探訪」