金沢の観光スポットレポート その927(No.1336)
◇卯辰山公園花菖蒲園2018‐8(完)
金沢市街を一望する卯辰山公園内にある花菖蒲園は金沢400年を記念して昭和57年(1982)に造園された。
花菖蒲は、日本古来の植物で古くから梅雨に咲く花として親しまれているもので年々品種改良が進められてきました。その系統には江戸時代中期から江戸を中心に改良されてきた品種群を江戸系、伊勢松坂地方で発達した品種を伊勢系、幕末のころ江戸の花菖蒲が熊本に運ばれて改良されたものを肥後系と呼んでいますが、今日各派系統間の交配を行い多種多様な花菖蒲が見られます。(園内看板より)
41)スプリルグレーク
42)エンチャングティングメロディ
分類:アメリカ系。くすんだやや小豆色を帯びるピンクの平咲き中輪。
43)玉堂
44)昇仙峡
分類:肥後系。平咲きもしくはやや垂れた平咲きで、六英の肥後系品種。
45)児化粧(ちごけしょう)
分類:肥後系。垂れ咲き六英花です。
46)伊勢舞子
分類:伊勢系。紫に白筋の入る花径14cmほどの三英中輪。前田七郎氏作。
47)爪紅(つまべに)
分類:長井系。少し垂れ気味の平咲き三英花。
昨年は満開を過ぎてしまったので、今年は早めに2日間撮影した。咲く時期の違いで、47品種の花菖蒲を撮影できた。来年は撮影日を3~4日行い更なる品種撮影に挑戦したい。
□花菖蒲図鑑のホームページ(参考)
□加茂花菖蒲園のホームページ(参考)
撮影:2018.6.16
(卯辰山公園花菖蒲園2018 完))