金沢の観光スポットレポート その1119(No.1568)
◇金沢市内の春2019 ① しいのき迎賓館、21世紀美術館、金城麗澤ほか
■写真はしいのき迎賓館
■写真はしいのき迎賓館広場
■写真はしいのき迎賓館広場(2019.5.15)
■写真は21世紀美術館エゴノキ
〇金城霊澤(きんじょうれいたく)
兼六園に隣接する金澤神社のそば、大きな四阿風の建物がある。「金城霊澤」の額が掲げられており、屋根の天井には小さいながらも竜の絵が描かれている。そしてこの建物の下から滾々と水が湧き出ている。これが金沢の地名の由来となった金城霊澤である。
金城霊澤は加賀藩12代藩主の前田斉広(なりなが)がこの地に竹沢御殿を建てた時に整備されたものであるが、水源地としては相当昔から湧いていたものであり、金沢のもう1つの発祥の伝説となる、芋掘り藤五郎とも大いに関係している。この水源こそが、藤五郎が掘った芋を洗った場所であり、大量の砂金が取れた場所であるとされている。それ故にこの地は「金洗い沢」と呼ばれるようになり、それが転じて金沢の名称となったとも言われている。
6月に行われる、金沢百万石まつりはこの金城麗澤のお水取りから始まる。
■写真は5月31日のお水取り予定の為、水なしの金城麗澤
撮影日:2019.5.-28
■写真は本多公園(2019.4.27)
(つづく)