植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

小立野丘陵北側寺院めぐり① 松山寺、鶴林寺、雲龍寺

2013-10-01 04:34:57 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その201(No.345)

◇小立野丘陵北側寺院めぐり①

○金沢三寺院群とは
ひがし茶屋街から卯辰山山麓に位置する卯辰山山麓寺院群
には現在でも43の寺や5神社が集まっている。金沢では
金沢城を囲むように、寺町、小立野と3つの寺院群が今で
も残っている。

○小立野寺院群
江戸時代に一向一揆対策のために寺院が集められた。小立
野寺院群もその1つで、金沢城築城の際に、戸室山に産
出する戸室石を運んだ道は「いし曳きの道」といわれてい
ますが,「いし曳きの道」の両側の兼六園下から天徳院に
かけての小立野台地周辺には多くの寺院があり小立野寺院
群と呼ばれている。小立野台地は高台のため,馬坂や八坂,
嫁坂など趣のある坂も多い。 「いし曳きの道」を由来とし
た石引という町名も残っています。

■写真は八坂



まいどさん16期生の勉強会で小立野丘陵北側の寺院をめ
ぐった。

□コース
兼六園小立野口~八坂~松山寺~鶴林寺~雲龍寺~安楽寺
~永福寺~木曽坂~宝円寺~瑞雲時~献珠寺~高源院~
~馬坂~馬坂不動~五人扶ちの松~善行寺~田井菅原神社
~椿原天満宮~小立野下馬フラットバス停

1)八坂(はっさか)
古くはこの辺に樵(きこり)が使用した幾筋もの坂があっ
たという。八つあったかどうか定かではないが、多くある
こという意味から「八坂」といったのではないかとのこと。
長さ50m、傾斜12%と金沢の中でも急な坂道の一つ。

2)松山寺(しょうざんじ)
曹洞宗円通山松山寺は慶長4年(1599)横山山城守長知が
創建し、丹波国氷上郡の円通寺住職・融山泉祝を招いて開
山した。
長知の父・長隆は加賀藩初代藩主・前田利家の府中(現武生
市)時代の家臣。松山は長隆の戒名である。

■写真は松山寺山門



■写真は参道と本堂



3)鶴林寺(かくりんじ)
曹洞宗雲松山鶴林寺は大乗寺3代・明峰和尚の弟子大智。
延元年間(1336~40)石川郡吉野谷に祇陀寺を建立。後年
越中(富山県)守山に再興。さらに金沢八坂に移り、3代
藩主利常の命で鶴林寺と称するようになった。

■写真は鶴林寺山門



■写真は鶴林寺本堂



子安地蔵尊は前田家の奥方たちが安産祈願したといわれる。

■写真は子安地蔵尊



4)雲龍寺(うんりゅうじ)
地図にも載っていない寺。入山禁止

■写真は雲龍寺門


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