
金沢KOGEIフェスタレポート ①(No.877)
10月8日(土)-9日(日)しいのき迎賓館、しいのき緑地にて、
KNAZAWA KOUGEIF ESTA 2016が開催された。
金沢は、城下町の風情が今も残り、伝統文化が暮らしの中に息づくと
ともに、金沢21世紀美術館などにみられる創造的かつ革新的な雰囲気
が感じられるまちで、まちのなかには、伝統工芸をはじめ、数多くの
工芸品店や作り手の工房、ギャラリーが集まっています。
■写真は金沢KOGEIフェスタパンフ
しいのき緑地では「KOYGEIマルシェ」「飲食ブース」「KOU
GEIステージ」ブースをレポートする。


□金沢の伝統工芸
数多くの伝統工芸が受け継がれている金沢。三代藩主利常は茶人を文
化顧問として招き、茶の湯の指導や茶道具を通して美術工芸の育成に
力を入れた。利常によって加賀藩の茶道文化は世に広まり、加賀藩前
田家の手厚い保護の下で工芸の技が育まれ、いまも受け継がれている。
伝統工芸の盛んな金沢には、金沢漆器、九谷焼、加賀友禅、加賀繍、
金沢仏壇、金沢箔などの国指定伝統的工芸品が受け継がれている。金
沢箔は全国シェアの98%を占めており、1万分の1ミリという薄さに伸
ばす技術は熟練の職人ならではのもの。
加賀藩前田家が京都から招いた職人によりはじまった漆工芸も金沢を
代表する工芸で、武家好みの清楚な品位と加賀蒔絵の華麗さで知られ
ている。華やかな色彩の加賀友禅や繊細な加賀繍は、多くの女性に愛
されている。
*参考資料:金沢市観光会ホームページ





■写真はKOUGEIマルシェ工芸品

■写真はKOUGEIマルシェ飲食ブース


■写真はKOUGEIマルシェ工芸品

■写真はKOUGEIステージのアカペラグループ「はちみつ」

■写真はしいのき緑地看板
□金沢伝統工芸ネットホームページ
(つづく)