いしかわの観光スポットレポート(No.1963)
◇兼六園の椿2021-③ シロワビスケ、リュウセキツバキ、ヤブツバキ、シュンショッコウ
兼六園内には桜、梅、椿、松、モミジ、カエデなどの樹木が合計157種8,196本(2013年3月現在、生垣は除く)あり、その内椿は512本あるとされている。
2018年末より椿の取材を初めた。椿は品種が多く確定するのに難しいが、過去の資料や、インターネットその他の資料、金沢城・兼六園研究会のメンバーの協力で品種確定、場所確定、撮影できたものの25種を紹介します。今後とも確定や訂正を重ねていきたい。
7)シロワビスケ(白佗助)
産地:江戸。一重・猪口咲き、侘芯、極小輪。
時雨亭庭梅林側にある。
8)リュウセキツバキ(龍石椿)
一重・ラッパ咲き、中輪。竜石椿は、ピンク地に白い斑紋が不規則に入る。
9)ヤブツバキ(藪椿)
青森から沖縄まで分布。一重・筒咲き。多くの品種の原種。
長谷坂入り口左にある。
10)シュンショッコウ(春曙紅)
産地:埼玉県。八重咲き、筒割りしべ、中輪。
奇観亭前右にある。
(つづく)
ユーチューブ「兼六園の椿2020」①
ユーチューブ「兼六園の椿2020」②