金沢の観光スポットレポート その643(No.982)
◇金沢の桜2017 その2 兼六園 ② 十月桜、熊谷桜ほか
日本三名園のひとつで、桜の名木が多いことで知られており、ソメイヨシノやヤマザクラ、サトサクラ、ヒガンザクラ約410本の桜が園内を彩ります。
園内の桜の分布はヒガンザクラ約80本、ソメイヨシノ約200本、ヤマザクラ約40本、サトザクラ約50本、その他約50本となっている。(2013.3現在資料)
3)十月桜(じゅうがつざくら)
桜の園芸品種。エドヒガンの系列でコヒガンの雑種とされている。花が4月上旬頃と10月頃の年2回開花。花は十数枚で、花弁の縁が薄く紅色になる。また萼筒が紅色でつぼ型、春は開花期に新芽も見られる。春のほうが花は大きい。場所は千歳橋の付近茶店の前
■写真は十月桜(撮影:3/28)
■写真は十月桜(撮影:4/5 )
4)品種不明
十月桜の隣にある桜で品種は不明です。3-4年になるか?いい花が咲いている。
■写真は十月桜隣の品種不明(撮影:3/28-4/5)
5)熊谷桜(くまがいざくら)
近畿豆桜の八重咲き品種でかなり古い品種といわれています。一の谷合戦での熊谷直実と平山武者所の先陣争いの故事により
命名され、開花期が早いのでこの名がつけられたといわれています。名前が類似しているものにコヒガン系の八重咲き品種で熊谷(クマガイ)があります。
■写真は熊谷桜
6)品種不明桜
板橋付近千歳台側にある3メートルくらいの品種不明の桜
■写真は板橋付近品種不明(撮影:4/5)
7)品種不明
桜が岡奇観亭付近にある5メートルくらいの品種不明桜
■写真は奇観亭付近品種不明(撮影:4/5)
番外)杏(あんず)
落葉小高木の核果果実。東アジアの気候に適した東アジア系と地中海性気候に適したヨーロッパ系の品種がある。一般に酸味が強いので、生食のほか、果実酒、ジャム、乾果に利用される。
明治記念之標の左前、曲水沿いにある。
■写真は杏(撮影:4/5)
(つづく)