金沢の観光スポットレポート(No.1912)
◇国立工芸館OPEN! ①(ユーチューブ連動解説版)
石川県は2020年東京五輪開催に合わせて計画した4大観光名所、6月金沢港クルーズターミナル。7月金沢中央観光案内所、鼠多門・鼠多門橋。10月25日国立工芸館が開館!これで、すべて完成し、金沢市観光のさらなる魅力加わった。
■写真は左:第九師団司令部庁舎、右:金沢偕行社(国登録有形文化財)
〇通称「国立工芸館」(東京国立近代美術館工芸館)
日本海側では初となる国立美術館で、東京国立近代美術館工芸館が約3,800点所蔵していた。うち美術工芸作品約2,800点の約7割の約1,900点が移転完了した。内閣官房によると、一般に公開されている国施設の地方移転は初めて。
これまで東京の工芸館に収蔵されていた日本芸術院会員、人間国宝ら巨匠の名品が身近に堪能できるようになった。
■写真は国立工芸館
○陸軍第九師団司令部庁舎と金沢偕行社
建物は、明治期に建てられた旧陸軍の施設、陸軍第九師団司令部庁舎(1898年建築)と金沢偕行社(かいこうしゃ、1909 年建築)を移築するとともに、過去に撤去された部分や外観の色などを復元した。 安全性を考慮し、展示室は鉄筋コンクリート造りで復元した部分に配置している。
■写真は解体前の第九師団司令部庁舎
■写真は1909(明治42)年の姿
■写真は解体前の金沢偕行社
■写真は1909(明治42)年の姿
〇元東京国立近代美術館工芸館
日本で最初の国立美術館である東京国立近代美術館の分館として、金沢市出身の建築家・谷口吉郎が改修を手がけ、1977(昭和52)年に開館した。近現代の工芸およびデザイン作品を全般にわたって幅広く収集を行ってきました。工芸館の赤レンガの建物は、1910(明治43)年に建てられた旧近衛師団司令部庁舎を保存活用したもので、重要文化財に指定されています。金沢との縁を感じます。
(国立工芸館HPより)
■写真は元東京国立近代美術館工芸館
■写真は旧部材と新部材
■写真は国立工芸館
■写真は兼六園周辺文化の森
□国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)
□ユーチューブ 植ちゃんの金沢のツボ「国立工芸館オープン」
(つづく)