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金沢の観光スポットレポート(No.1900)
◇金沢の秋2020 尾張町巡り1①
〇尾張町の由来
町名の由来は①尾張荒子から前田利家に従って移住した足軽・小者がここに居住した。②利家の金沢入城後尾張荒子から呼び寄せた御用商人の居住地の説がある。
寛永12年(1635)頃まではもっと南側の城に近い大手町寄りにあったが、同年の大火後は城から離れた現在の地に移転したもの。
江戸期は米仲買商を中心に各種の店舗が71軒並び、金沢経済の中心地であった。文化8年(1811)には米仲買13・道具商10など多くの種類の商店が並んでいた。
■写真は味噌の中六屋
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■写真は不室屋本店
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〇尾張町民文化館
明治40年(1907)に建てられた銀行を活用。外観は黒しっくい仕上げの土蔵造りの和風だが、内部は白しっくい仕上げで銀行らしい洋風の空間となっている。当時の面影を残す旧窓口や旧頭取室も見どころです。石川県有形文化財に指定。
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■写真は尾張町民文化館
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〇尾張町老舗交流館
旧商家を復元した大正浪漫の建物。尾張町無線LANシステムの中核としてITがさりげなく設置されている。代々引き継がれ、積み重ねられて来た加賀・金沢に伝わる老舗の歴史的資産と「こころ粋」を活用した情報発信。
■写真は尾張町老舗交流館
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〇石黒薬局(福久屋石黒傳六商店)
尾張町の建物の中でも、最も古いものの一つ石黒薬局。江戸末期に建てられた老舗の薬局で現在も営業中。福久屋石黒傳六商店(ふくひさやいしぐろでんろくしょうてん)は、薬種業を営んでいた石黒傳六の店舗兼住宅。
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■写真は石黒薬局
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〇黒田香舗(線香、蝋燭)
尾張町の町屋建築の続きです。創業寛永3年(1626)で、加賀藩前田家に仕えたという老舗の黒田永一商店。現在も現役で、和漢薬、お香や蝋燭(ろうそく)を販売している。店舗と住宅を兼ねた木造2階建て。
■写真は黒田香舗
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〇四知堂KANAZAWA(森忠商店)
「四知堂(スーチータン) kanazawa」は、市内でアンティークショップなどを営む塚本美樹さん(44)が手掛ける。全面オープンは今年10月以降で、店の奥を台湾の創作料理を楽しめるレストラン。
森忠商店は天保13年(1842)創業の建物は大正12年(1923)建築で望楼着付きの屋根。
江戸時代には伊能忠敬が宿泊した住吉屋の場所。
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■写真は四知堂KANAZAWA(森忠商店)
□尾張町紹介ページ
金沢名建築物巡り 尾張町界隈 ①
金沢名建築物巡り 尾張町界隈 ②
金沢名建築物巡り 尾張町界隈 ③
金沢名建築物巡り 尾張町界隈 ④
金沢名建築物巡り 尾張町界隈 ⑤
(つづく)