いしかわの観光スポットレポート(No.2026)
◇兼六園灯籠巡り2021-③(ユーチューブ連動解説版)
兼六園内には津田玄蕃邸の4基、金沢神社1基を含め28基の石灯籠がある。兼六園オリジナルの徽軫灯籠や変形灯籠、寄石灯籠を含めると特徴ある石灯籠を見ることが出来る。今回は16基を紹介します。
11)長谷坂付近のの春日灯籠
この灯籠は御影石製で宝珠は立派で高く、笠も引き締まっている火袋は日輪、雲、鹿、山があしらわれている。中台と笠との調和もよい。中台の蓮華と台石の逆蓮とは復辨(ふくべん)となっている。
・高さ:150Cm ・笠:63Cm
12)時雨亭庭園の雪見灯籠
時雨亭庭園の曲水沿いの雪見灯籠。詳細不明
13)夕顔亭横の灯籠
この灯籠は春日灯籠。詳細不明
14)瓢池の雪見灯籠
瓢池の三好庵の池にある雪見灯篭。初夏には藤の花が咲く。笠は丸形で青戸室、火袋は六角、中台も六角足は赤戸室で、四本脚組み合わせ。
・高さ184Cm ・笠:168Cm
15)噴水横の春日灯籠
大仏型の春日灯籠で宝珠も笠も高くわらび手の巻きもよい。笠石はすべて青戸室である。
・高さ:248Cm ・笠:77Cm
16)金沢神社奉納灯籠
金城麗沢の丘にある変形灯籠。上部の笠・火袋・中台ともに菱形で笠の一部は破損している。火袋は正面二面に明窓があって、四角と月形とを表している。脚は大胆な太鼓型で、一枚石をくりぬいたもの。全部赤戸室石。
・高さ:204Cm ・笠:127Cm
◇兼六園灯籠巡り2021-①(ユーチューブ連動解説版)
◇兼六園灯籠巡り2021-②(ユーチューブ連動解説版)
(兼六園石灯籠巡り 完)
□兼六園石灯籠巡り2021