かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

博物館で“カワイイ”を見学する

2014年01月16日 | 旧ブログ記事(文化財関係)
『カワイイ』が日本語人以外にも通じるということは知っていましたが、先日、東京国立博物館で実際にそれを目の当たりにしました。

考古学展示室でのこと。

20代と思しき欧米人女性が、同じペースで見学していたのですが、埴輪のコーナーで、解説員さんにメモをとりたいのだが、筆記具を使っていいのかと尋ねていました。

解説員さんは、ボールペンはダメ、シャーペンはOKと返事していましたが、上手く伝わらなかったのか、念のためなのか、その女性は自分の筆記具をバッグから取り出して見せていました。

そして、その筆記具を見た解説員さんが『かわいいですねぇ。使ってもOKですよ。』と答えると、その女性は『カワイイ?アリガト!』と本当に嬉しそうに言っていました。

その女性は多分、“カワイイ”国の女性から自分の筆記具を『かわいい』と言われて、感激したんでしょうねぇ。

埴輪 踊る人々(熊谷市野原古墳出土)

国宝 埴輪 挂甲の武人(太田市飯塚町出土)←大魔神のモデルです。

重要文化財 埴輪 腰かける巫女(群馬県大泉町古海出土)

 埴輪 水鳥(羽曳野市 伝誉田御廟山古墳(応神天皇陵)出土

さて、その女性が『カワイイ』と思っていた(?)埴輪はどれだったんでしょうねぇ。
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