お斎と退屈な話

こじんまりと最小限の身内だけが集まっての会食（お斎）があった。
頼まれていた折詰を4時半に受け取りに行き、その足で細君の実家へ向かった。

献杯をして、軽く飲んだくれて二時間後にお開き、ほろ酔い気分で実家を後にした。

ビールは飲み放題なんだけど、最近は胃腸をいたわって冷やし過ぎないように心掛けている。
なので、自前の会津ほまれからはしを持参してチビチビやっていた。

 

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早いもので、きのうは義父の一周忌の法要だった。

午前十時に寺に出向いて、寒い部屋で退屈なお経を聞き流しながら焼香してきた。

般若心経の本を渡されて読経を一緒にと促されたけど、

大きなお世話と言うか勘弁してよって感じ。

その後に和尚の説法を聞かされたんだけど、これがまた退屈な話でね。
お釈迦様がどうたらこうたらと、実に下らんと言うか、人物を崇めるのは大嫌いなのでね。

命日が来て故人を偲ぶことは、生前とても世話になってるので吝かじゃないと言うか、
むしろ当たり前のことだと思うけど、寺で過ごした30分は苦痛な時間だった。

この話の続きは、大信州の仕込シリーズと法要とお斎

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