観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

護岸の岩場に集まる鳥たち

2018-06-19 18:05:55 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 9時41分 潮位209cm
今日の干潮時間16時17分 潮位 61cm

 

今日は湿った南風が吹き、蒸し暑さを感じる日でした。

これから明日にかけては、また雨が降るようです。

昨日、地震のあった大阪では、被害がこれ以上広がらないようにと、願います。

 

今日は、野鳥観察館前の水たまりには、あまり鳥たちは姿を見せませんでしたが、一日中、水面近くに数匹のカニの姿がありました。

 

干潟が広がってきたお昼過ぎに、ササゴイを探して野鳥観察館前の護岸沿いを歩きました。

目的のササゴイは、いるにはいたのですが、写真にうまく撮れない、護岸の真下におり、撮影は断念。でも、魚を狙っている様子はわずかに観察できました。

その後、野鳥観察館に戻ってくると、野鳥観察館前を飛ぶササゴイの姿を数回観察できました。

最近はササゴイを見たいという来館者の方がちらほらみえるのですが、タイミングがなかなか難しいですね。

 

ササゴイ以外にも、護岸沿いには餌を探しにきたスズメやハクセキレイ、ハシボソガラスなどの鳥を観察できました。

岩場で餌を探す親の後を必死で追いかけていたスズメの幼鳥2羽↓。

 

ハクセキレイの成鳥↓。

フジツボがたくさんつく岩場で何かをついばんでいました。

 

こちらはハクセキレイの幼鳥↓。からだの色がまだ淡く、岩や干潟に同化して、動いてくれないとみつけづらいです。

幼鳥3羽で岩場を飛び回って餌を探しているようでした。

 

潮が引いたばかりの岩場は鳥たちの格好の餌場のようです。

 

 

【藤前干潟に関わるイベント等のご案内】 

☆6月1日(金)~7月1日(日)環境省レンジャー写真展2018「中部の自然」@碧南海浜水族館(主催:中部地方環境事務所)
国指定藤前干潟鳥獣保護区、伊勢志摩国立公園、白山国立公園で働く環境省職員「レンジャー」と「アクティブ・レンジャー」が撮影した写真が展示されています。
6月24日(日)には、「藤前干潟の生きものちぎり絵」ワークショップも開催。→詳細はこちら(PDF)もしくは環境省AR日記

☆7月8日(日)藤前干潟のベンケイガニに触れてみよう@南陽交流プラザ(藤前干潟クリーン大作戦実行委員会)→詳細はこちら(南陽交流プラザのHP)

☆7月22日(日)「野鳥とトビハゼのペーパーキャップを作ろう!」@名古屋市博物館(藤前干潟ふれあい事業実行委員会)
名古屋市博物館では、7月14日(土)~9月17日(月)に特別展「海たび 尾張・知多の海とひとびと」 が開催されます。
この特別展では、盛りだくさんの展示品で尾張(名古屋周辺)・知多地方の海の文化などを知ることができるそうです。
特別展期間中の7月22日には藤前干潟のワークショップ「野鳥とトビハゼのペーパーキャップを作ろう!」が行われます。ぜひ、足をお運びください。
→特別展「海たび」および関連イベントの詳細はこちら(名古屋市博物館HP)

☆7月28日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊~7月~@名古屋市野鳥観察館
毎月1回、野鳥観察館で行っている「渡り鳥調査隊」。藤前干潟の野鳥の観察をしながら、種類と数の調査にチャレンジします。初心者大歓迎です。→詳細はこちら(PDF)

☆コアジサシ営巣誘致募金実施中!(日本野鳥の会愛知県支部)→詳細はこちら(2月14日の日記)
 野鳥観察館でも募金の受付をしています。 

 

※明日(第三水曜日)は休館日です。
明日の満潮時間10時53分 潮位196cm
明日の干潮時間17時15分 潮位 82cm

明後日の満潮時間12時19分 潮位188cm
明後日の干潮時間18時21分 潮位 99cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする