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観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

イソシギとカンムリカイツブリ

2018-12-05 23:05:45 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間10時31分 潮位 87cm
今日の満潮時間16寺25分 潮位226cm

 

今日は風がありましたが、生暖かな風で、12月とは思えないとても暖かい日でした。

そんな今日は、毎年12月に行っている消防訓練がお隣の稲永ビジターセンターで行われました。

水消火器を使っての消火訓練に当館スタッフも参加させてもらいました。

 

また、現在、野鳥観察館には大きな黄色のタペストリー↓が掲示してあります。

12月3日より名古屋市交通死亡事故多発非常事態宣言が発令されており、それを啓発するものです。

年末は気忙しくなりがちですが、火事や事故に気を付けて、良い年を迎えたいと強く思います。

 

潮が良くなり、今日の午前中は、庄内川の中ほどに干潟が現れました。

すると、そこにダイシャクシギ2羽が飛来したので、少しでも近くで見たいと思い、野鳥観察館の少し上流まで行ってきました。

干潟の周辺の少し深いところで、ダイシャクシギ2羽が歩きながら、長いくちばしを泥にさして餌を探していました。

ダイシャクシギの手前にいるのは、オナガガモです。

 

目の前の護岸下では、イソシギがカニを食べるところを観察できました。(カニはハサミや足の先が少し赤かったですが、まだ小さなヤマトオサガニと思われます。)

何度もカニを咥えなおして・・・、

カニの足を落として・・・、

胴体を丸飲みしていました。

 

さらに、そのすぐ近くでは、カンムリカイツブリが捕えたボラを必死に飲んでいました。

魚が少し大きいのか、何度も魚をくわえなおして、口をいっぱいに開けるカンムリカイツブリ。

カンムリカイツブリの舌は結構長いんですね。

無事飲み込めました。

 

こちら↓は上の個体とは別のカンムリカイツブリ。

カンムリカイツブリを護岸近くで観察できる頻度が多くなってきたように感じます。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ70、カワウ1,180、ダイサギ3、コサギ35、アオサギ35、マガモ16、カルガモ45、コガモ55、オカヨシガモ46、ヒドリガモ60、オナガガモ824、ハシビロガモ30、ホシハジロ2、キンクロハジロ41、スズガモ200、ホオジロガモ2、ミサゴ18、トビ1、ハヤブサ1、シロチドリ32、ダイゼン71、ハマシギ243、イソシギ2、オオハシシギ4、ダイシャクシギ2、ユリカモメ44、セグロカモメ8、オオセグロカモメ4、ウミネコ12、ズグロカモメ15

 

明日の干潮時間11時12分 潮位 88cm
明日の満潮時間16寺58分 潮位230cm

【12月18日(火)臨時休館のお知らせ】
現在、稲永公園では電気設備の更新工事が行われています。
この工事に関連して、名古屋市野鳥観察館は【12月17日(月)~19日(第三水曜日)】が終日停電となることから、この3日間は連続して休館させていただきます。
【12月18日(火)】は臨時休館となり、ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

コメント
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