観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

あたたかな日

2018-12-21 23:53:55 | 冬の藤前干潟

 

藤前干潟

今日の干潮時間10時48分 潮位 89cm

今日の満潮時間16時36分 潮位226cm

 

今日は一日を通して太陽に恵まれ、外を歩けば日のあたたかさを感じられるいいお天気でした。

明日は冬至というのに、こんなにあたたかで良いのかと思うほどですが、そんな藤前干潟と稲永公園の様子をお届けします。

まず見つけたのは、護岸で餌を探していたハマシギ↑。残念ながら昨日、今日はハマシギの飛来数は少ないです。

さらに歩いていくと、ヨシ原ではオオジュリン↑や、

数羽のホオジロ↑を観察できました。

ヨシ原の近くを泳ぐハシビロガモ(まだあまりきれいな繁殖羽でないですが)↑も観察できました。

 

そして、干潟には、餌を探す3羽のアオアシシギ↑や、

カニを捕まえたイソシギ↑、

シロチドリの姿がありました。今日の干潟では、シロチドリとダイゼンはそれぞれ60羽ほどが確認されています。

 

 

 

続いては、稲永公園の小鳥たちです。

ジョウビタキ♀↑。

地面におりて落ち葉の下から餌を探すツグミたち↑。やっとツグミを見る頻度が増えてきているので安心しています。木々の陰ではありましたが、シロハラも観察できました。

茂みの中をすばやく動くウグイス↑。

さらには、モズ↑も観察できました。

 

最後に紹介するのは干潟のハンター、ハヤブサです。今日は、狩りに成功したハヤブサを見ることができました。獲物はドバトでした。一生懸命、煙突の上まで運んでいって、その後食べていたようです。

(今日掲載の写真はすべてHさんよりご提供いただきました。)

 

【藤前干潟に関わるイベント等】 

☆2018年12月20日(木)~2019年1月25日(金)環境省レンジャー写真展2018「中部地方の生き物、風景」@㈱東邦ガス・ガスエネルギー館(主催:中部地方環境事務所)
国指定藤前干潟鳥獣保護区、伊勢志摩国立公園、白山国立公園で働く環境省職員「レンジャー」と「アクティブ・レンジャー」が撮影した写真が展示されています。
12月23日(日・祝)には同会場で、「藤前干潟の生き物のペーパーキャップ作り」のワークショップを開催。→詳細はこちら(中部地方環境事務所HP)


☆2019年1月19日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊&ミサゴのペーパークラフト@名古屋市野鳥観察館、稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会、名古屋市野鳥観察館、稲永ビジターセンター)→詳細はこちら(11月29日の日記)

☆2019年1月19日(土)藤前干潟サイエンスカフェ「藤前干潟のハンターたち~ミサゴとその他の猛禽類~」@稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)→詳細はこちら(11月29日の日記)

 

☆2019年1月26日(土)第8回ごみと水を考える集い@藤前会館(主催:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会)→詳細はこちら(藤前干潟クリーン大作戦のHP

 

☆2019年2月2日(土) 藤前干潟保全20周年シンポジウム「ごみ非常事態宣言20年とこれから」@今池ガスホール(主催:東海学園大学、「なごや環境大学」実行委員会)→詳細はこちら(なごや環境大学HP)


☆2019年2月16日(土)ごみ非常事態宣言20周年記念イベント「なごやのみらいOpen Together!」@みなとアクルス一帯(主催:「なごや環境大学」実行委員会)→詳細はこちら(名古屋市HP)、もしくはこちら(なごや環境大学HP)

 

 

明日の干潮時間11時33分 潮位 87cm

明日の満潮時間17時16分 潮位233cm

※ 年末・年始のお休み ※
2018年12月29日(土)~2019年1月3日(木)は休館いたします。

コメント
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