※ 12月17日(月)~19日(水)は休館します ※
現在、稲永公園では電気設備の更新工事が行われています。
この工事に関連して、名古屋市野鳥観察館は【12月17日(月)~19日(第三水曜日)】が終日停電となることから、この3日間は連続して休館します。
【12月18日(火)】は臨時休館となり、ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
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藤前干潟
今日の満潮時間11時18分 潮位188cm
今日の干潮時間17時44分 潮位115cm
今日は予定どおり、庄内川・新川中堤(国指定藤前干潟鳥獣保護区内)で藤前干潟ペットボトル一掃大作戦が開催されました。
年末の急な呼び掛けにも関わらず、予想以上の約110人の方が集まり、ごみの清掃を行いました。
テレビ局1社、新聞2紙の取材もありました。
清掃前のはじまりの会↓。今回の清掃の意義や、清掃方法の説明などがされました。
ごみ拾いの様子↓。みなさん、とても熱心にごみを拾っています。
そして、集められたごみの山↓。
今回、清掃が行われた場所は、9月の台風の影響で現れたごみ(特にペットボトル)が最もたくさん集まった場所で、10月27日の藤前干潟クリーン大作戦で集中的にごみ清掃を行った場所でした。しかし、あまりのごみの多さに、クリーン大作戦実施後もたくさんのごみが残り、今回再度、ここでごみ拾いを行うことになりました。
今回も非常にたくさんのごみが集まり、45リットルのごみ袋で約460袋ものごみが回収できました。
拾われたごみについては、ペットボトルはもちろん多かったのですが、1番表層にあるペットボトルの絨毯を回収し終えると、その下にはビンや缶、小さくなった発泡スチロールが大量にあり、ごみが層になっていることもわかりました。特に、今回は特に飲料用のビンがたくさん回収されたのに驚きました。
清掃後はごみ拾いをした場所でまとめの会。東京から参加されたPETボトル協議会の方や、東京や大阪から参加した参加者、クリーン大作戦の活動に興味を持った外語大の学生さん、地元関係者、さらには報道関係者などから今日の感想などの発言をいただきました。
非常に寒い中、参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
今回はペットボトル、ビンなどをはじめとする比較的大きなごみが回収され、この場所は一見とてもきれいになりました。
しかし、この場所のすぐ近くにまだまだごみが残っている場所がたくさんあること、そして、小さくて拾いきれないごみはまだ残っている現実もあります。これらの小さなごみ(マイクロプラスチックと呼ばれるものも含む)は掘っても掘っても現れます。
引き続き、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会では、関係者のみなさんと一緒にこれらのごみのことを考えていきます。
来年、1月26日(土)には、「ごみと水を考える集い」を開催します。また、次回(来年春)の藤前干潟クリーン大作戦は5月18日(土)です。
日時:2019年1月26日(土) 13時00分~16時30分(受付:12時30分~)
場所:藤前会館(愛知県名古屋市港区藤前一丁目742)
よびかけ団体:土岐川・庄内川源流の森委員会、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会、四日市ウミガメ保存会、
22世紀奈佐の浜プロジェクト委員会、NPO法人土岐川・庄内川サポートセンター
内容(予定):
☆記念講演「漂着ごみとマイクロプラスチック」
千葉賢教授と研究室の皆さん(四日市大学環境情報学部)
☆特別報告「2018年度ヨシ原調査報告」
上野研究室の皆さん(中部大学応用生物学部)
☆話題提供「ヨシ原が流出阻止したペットボトル ~ペットボトルごみの一掃と奈佐の浜プロジェクト委員会の取組み」
藤前干潟クリーン大作戦実行委員会事務局
☆交流会
☆ごみと水を考える集いアピール採択
今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ66、カワウ126、ダイサギ2、コサギ14、アオサギ52、マガモ23、カルガモ123、コガモ29、ヒドリガモ10、オナガガモ715、ホシハジロ4、キンクロハジロ53、スズガモ253、ミサゴ11、トビ1、ノスリ1、シロチドリ17、ダイゼン35、ハマシギ649、ダイシャクシギ3、ユリカモメ4、セグロカモメ2、オオセグロカモメ2、ウミネコ2、ズグロカモメ16
明日の満潮時間12時23分 潮位185cm
明日の干潮時間19時14分 潮位104cm