名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
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藤前干潟
今日の満潮時間 9時14分 潮位229cm
今日の干潮時間14時39分 潮位119cm
一昨日、昨日とよく雨が降りましたね。
雨はやみましたが、今日は風が強く吹きました。
しかし、風は生暖かく、冷たくなかったことが救いでした。
庄内川、新川の少し上流へ(23号線より北へ)調査に出掛けたところ、カモがたくさん観察できました。
ヨシ原の合間にはコガモやマガモ、カルガモが見られました。
護岸沿いには、オカヨシガモがたくさん。コガモ、ホシハジロなども見られました。
カモではないですが、オオバンも上流にはよく見られます。
川の中ほどにはキンクロハジロの群れも見られました。
そして、ヨシ原の上でハイタカが急旋回を繰り返しているのも見られました。
小鳥を追いかけていたようです。
続いて、日曜日(5日)の報告です。
5日の午前中は藤前海岸で、WATERSIDE CONTROLという釣り愛好家の方たちが所属している団体の清掃活動があったので参加してきました。
年に2回ほど、10年以上前から藤前干潟で清掃活動を続けているそうです。
今回はペットボトルなどは少なく、発泡スチロールが手のひらほどに細かくなったものなど小さなごみが多く、拾うのが大変でした。
そして、拾っても拾っても減らない感じがしました・・・。
さらには、やっぱりあるんですよね、さらに小さなごみであるマイクロプラスチックが大量に。これは普段の清掃活動ではやはり拾うことは難しいです。
今回の2時間弱の清掃活動で、80袋以上(45L)のごみを拾うことができました。
また、その後、WATERSIDE CONTROLの方々とは、釣りごみ問題について意見交換をし、アドバイスをもらったりもしました。
釣りごみや釣りマナーの悪化については、WATERSIDE CONTROLの方々も問題だと感じているとのことで、釣りごみ拾いもされているそうですし、
先日(11月5日)、藤前干潟で行われた釣りごみ拾いについても気になっていたそうです。
そして、午後からは藤前干潟ふれあい事業で「藤前干潟ラムサール条約登録20周年プレイヤーオンライン講座 第3回「カモって面白いカモよ?~初心者向けカモの見分け方講座~」」が開催されました。
野鳥観察館では、このオンライン講座を上映し、来館者の方に見ていただいたりもしました。
今回のオンライン講座は、後日、藤前干潟ふれあい事業のYouTubeチャンネルにアップされ、アーカイブ配信されるそうです。
まだ先になるようですが、見逃した方はチェックしてみてください。
【藤前干潟のカワザンショウガイ調査のご案内】
カワザンショウガイはヨシ原にいるとっても小さな巻貝です。
毎年、NPO法人藤前干潟を守る会では、この貝の調査をし、藤前干潟の環境を見守っています。→昨年の調査の様子はこちら
根気のいる作業もありますが、ご参加お待ちしています。
【日 程】12月19日(日)
【時 間】10:00~15:00(予定)
【場 所】稲永ビジターセンター
【講 師】和田太一さん 梅村幸稔さん
【対 象】原則中学生以上 小学4年生以上相談可
【定 員】15名
【参加費】大人200円 小中学生100円
【持ち物】防寒着、タオル、カッパ(雨天時)、弁当、水筒
汚れてもよい服装と靴または長靴
【参加申し込み方法】
要事前申し込みです。メール(info@fujimae.org)で申し込みください。
明日の満潮時間10時04分 潮位215cm
明日の干潮時間15時33分 潮位125cm