名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
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藤前干潟
今日の満潮時間 6時09分 潮位249cm
今日の干潮時間12時20分 潮位 10cm
開館前に、今日も越夏しているシギが観察できる所に出掛けました。
周りを見渡すと、水際に8羽のソリハシシギが観察できました。
この季節に少数ながらも、まとまった数のシギが観察できるのは珍しいことです。
ソリハシシギは、あと4週間もすれば北で繁殖を終えた個体が藤前干潟まで戻ってきます。
他には、コアオアシシギの夏羽が1羽。
太い嘴のアオアシシギに比べ、細くて尖った嘴が特徴です。
春と秋のシギ・チドリの渡りの季節と冬場には少数が藤前干潟にも飛来しますが、きれいな夏羽の姿を見ることは稀です。
飛んでいるソリハシシギは追いきれませんが、コアオアシシギの動きがゆっくりなのでフィールドスコープにスマートフォンを取り付けて、スマスコで撮影です。
(スマートフォンの比率16:9から3:2の比率に合うようにトリミングしています。)
観察館に出勤してきたら、1.5km先の南陽工場の煙突の小窓にハヤブサが止まっていました。
(デジタル一眼レフ1200mm相当)
動かないのでスマスコで撮影
(70mm×アイピース30倍=2100mm相当)
1000ピクセルにトリミング、ブレが気になります。
その後ハヤブサは白っぽいハトのような獲物を捕らえ、1.2km先の導流堤の干潟に降りてきました。
(デジタル一眼レフ1200mm相当)
1000ピクセルにトリミング
そしてスマスコでに交換して同じハヤブサを撮影。
1000ピクセルにトリミング。
ブレが気になりますね。
スコープのズームアイピースの倍率を60倍(4700mm)にすれば、もっと大きく写せましたが、ブレが30倍よりも大きく、ピントもシビアで難しいのでレリーズが欲しくなります。
来館されたお客様にも早速体験していただいたところ、藤前干潟のミサゴをご自分のスマートフォンで撮影されていました。
あまり手の込んだ事をやりだすと、デジスコの二の舞になりそうだし、ガラス越しの館内から1.0km先の証拠なら、これで十分かな。
今日観察できた主な野鳥 カワウ331、ササゴイ3、ダイサギ11、アオサギ19、マガモ17、カルガモ23、ミサゴ2、トビ2、ハヤブサ1、ウミネコ15、カワラヒワ2、ハシボソガラス2
明日の満潮時間 6時53分 潮位244cm
明日の干潮時間13時50分 潮位 20cm
この撮影はデジスコで撮影されたのでしょうか?
または一眼撮影写真を拡大編集されておられるのでしょうか?
私もこの様な躍動感ある写真を撮影したいです。
スマスコなので、フィールドスコープと何かの機材ですよね。
あまりに綺麗だったので、一眼撮影写真かと思い込んでしまいました。
どの様な機材をお使いなのかご教授頂けますと幸いです。
コメントありがとうございます。
8月8日の観察館日記「鳥達は他の探鳥地に比べてダントツに遠くにいます。」にまとめてお返事を書かさせていただきました。ご確認ください。
コメントありがとうございます。
8月8日の観察館日記「鳥達は他の探鳥地に比べてダントツに遠くにいます。」にまとめてお返事を書かさせていただきました。ご確認ください。