自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
ブルース・スプリングスティーン コンサート観戦へ全てOK

唯一残っていた職場に休暇をお願いする件。
今日皆さんのいる場で
「コンサートを観にアメリカへ旅行するので休ませて下さい」
と頼んだ。
皆さんの反応が僕には意外だった。
そういうのがあったのね。
よかった。牛丼ともやしだけの生活かと心配してた。
さらに僕の階のリーダーが60歳過ぎのいじわる婆さんみたいな人で、
僕にはよくつかめない人なのだが、
そういう話出来ないと思ってた。私ロッド・スチュアートが好きなのと言ってくれた。
その人は文句の言えない程度にサボるので一緒に仕事したくないな、
でもいろいろ助けてくれるからなと思っていたおばさんだった。
職場全体のリーダーは、私はそういうのを高く評価する。
ひとつのことをやるのを。そういう主義だから。
だから休む時も理由を聞かない、とまで言ってくれた。
そして帰りに一緒になった20、30代の青年からは、
おばさん達が、僕がアメリカに誰かを観に行くと言ってたけど、皆誰だか忘れてた。と話しかけてくれたので
僕がブルース・スプリングスティーンだと言うと、
ああ。そういえば来ていませんね。と話してくれた。
唯一知っている人がいた。
楽しんできな。とリーダーは言ってくれた。
素直にうれしかった。
僕は皆、ひとくせ、ふたくせある人たちだなと思っていたが、
話してみないとわからないものだなと思った。
僕は自分自身が、写真の蛾のようなものかなと思った。
成田空港からの電車に乗ったら窓際にとまっていたのだが、
隣に座った人は避けて他へ行った。
僕はきれいだと思い写真に撮った。
外国から来たのかなと思った。途中の藪から出て来たのかもしれないが。
僕はこの蛾がきれいだと言う人に、
まためぐり会えた気持ちがしている。
ありがたい職場だ。
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