自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
TWO HEARTS 二つのこころ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/3e/acc703cae427179b0013030c84667b83.jpg)
俺はある日散歩に出かけた
途中で女性が泣いているのを見かけた
彼女はひどく傷ついたと
もう決して恋はしないと言った
でもいつかあなたも泣き止む時が来る
あなたももう一度見つけられるだろう
ふたつのこころはひとつよりもいいのだと
ふたつのこころの方がひとつのこころの時よりもうまくいく
二人の方が一人よりもいいのだと
前は俺は強い男を必死で演じてきた
でもそれは俺が子供じみた夢の中で生きていただけだったのだ
いつかその子供の夢は終わりにしなければいけなくなる
一人の本当の人になる為に
そうして成長してもう一度本当の夢を見るんだ
今やっと俺は信じられるようになった
ふたつのこころはひとつよりもいい
ふたつのこころがひとつよりもうまくいく
二人の方が一人よりもいい
ときどき初めから決まっていたのだろうと思うことがある
自分の人生をさみしいこころのままでさまよい歩き続けるのが
周りはきつく冷たくやさしくない
でもひとつ俺はわかっていることがあるんだ
それは自分のこころが石のように固く強く
この世を一人で無理やり生きていけるほどにこころが強いと思っているのなら
そういう人にはこころがおだやかになることはない
だから俺はいつまでもいつまででもずっと探し続けるんだ見つけるまで
本当の友達を
二人の方が一人よりいい
二人の時の方が一人でいるよりもうまくいく
一人より二人がいいんだ
そうなんだ
ブルース・スプリングスティーンのアルバム「THE RIVER」の曲「TWO HEARTS」です。
僕はこの曲には強い思い入れがあります。
聴き始めはサウンドの強烈さに惹かれました。
パンクロックのようなほどの荒っぽさと独特のノリがあります。
でも歌詞を読むと一人よりも二人がいいと言い続けている。
当時の僕はこの歌詞を認めたくなかった。認められなかった。
そうして一人でさみしく生きていた。傷つかないように。
でも結局死んだような人間になってしまった。
それからの僕は第二の人生だと思って生きてきた。
知り合った女性と自転車に二人乗りして僕はこの曲を歌った。
彼女はまるで英語の歌詞は分かっていなかったが。
結局彼女とは別れてしまった。僕が逃げた。
自分勝手だが僕は彼女に感謝している。
二人でいる楽しさを教えてくれた。
また男友達が出来て気持ちが合った。
今も付き合っていられる。
離れかけたが僕が必死に連絡を取った。
3年前にボストンでブルーススプリングスティーン、Eストリートバンドを観た時にも大切なアドバイスをもらった。
今またこの曲を想う時が来た。
ふたりのこころはひとりよりもいいのだ
この魔法の言葉を信じて来月のワシントンDCのライブに行きたい。
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