自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
家の柿の木、あんずの木を伐りました その3
僕が毎日来て落ち葉を拾うのも大変だし、周りの日当たりも悪くなっていたので近所迷惑になると思い伐りました。
僕たちが家を建てて引っ越して来て50年近く。おそらくそれぞれの木も相当古くからの木なのだと思います。
お父さんが丹精込めて手入れしていました。
お父さんが亡くなり、その後10年お母さんが世話をしていました。
お母さんもよくやったな、大変だっただろうなと思いました。
昨日それぞれの木に塩を置いて「ありがとうございました。ごめんなさい伐らせてください」とお願いしました。
柿の果実を取って食べたら熟していて甘くて何かなつかしい味がしました。柿が好きだったお父さんを思い出しました。
昨日は家に泊まって寝る時に思いました。
お母さんはお父さんが亡くなってから10年、僕が昨日柿の果実を食べる為に世話をしてくれたのだと。
食べたらお父さんを思い出しました。よく庭いじりしていました。
今日雨上がりに植木屋さんが来てくれました。
手際よく2時間位で作業を終わらせてくれました。
柿の木を伐っている時に涙が出ました。
作業が終わると意外とさっぱりといい感じになりました。
お父さん狭い庭に詰め込み過ぎていたなと苦笑いです。
これからは僕の身の丈に合った庭造りをしようと思います。
でもさみしくなりました。
植木屋さんが帰った後、僕も団地へ帰ろうとしていたら雨がさーと降りました。
お父さん、お母さんの涙雨かなと思いました。
お母さんの告別式、葬式の時にも帰りの車で雨が降ったのを思い出しました。
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家の柿の木、あんずの木を伐りました その2
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