Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

レンタカーが・・ない!!(エルジャン)

2011-01-23 22:11:46 | キプロス
今日もお休み。うれしい!!
でも、そろそろ葡萄のつるを何とかせねば・・また新しいつるがのびてきてしまう・・とばからいに大格闘。少しは運動不足が解消されたか??

夕方つけていたTVから聞こえてきた番組は、なにやら白熱教室の日本版が聞こえてきてところどころ聞いていたのだが・・なんかピントずれてる感しが非常にした。
『自己責任』をめぐる社会システムのありかた・・のような討論なのだけれど、その討論のどこにも『社会保障の原資』の部分に触れていないのである。

『生活保護』のような生存の最低ラインを『国家が補償すべき』のような話にはなるのだけれど、その『保障』は誰が出したお金でまかなわれるのか・・・その部分を討論に含めない限り、聞いていてkおばちゃんには『不毛の討論』に思えましたよ。

片方で汗水たらして働いたお金から『払っている税金』を、働けないのではなく働かなくて生きている人の『生活保障』に使われたらどう思うか・・そこを考えないかぎり不毛だと思うのです。

お国のしている『政策』にはすべてお金がかかり、その原資がなにであるのか認識していない国民が多すぎるとおもうkおばちゃん。
口当たりの良い『何とか手当て支給』をマニフェストに掲げる時点で、その政党の品性のなさがわかるようなものです。

いまごろになって『消費税値上げ』を『ていねいに説明』してわかってもらう??何をほざいているのやら。その前に、党の長期ビジョンを出しなさい!と文句をいいたくなります。
現野党に『細かいことでつつかれて国会が進めない』なんてほざくことあなたたちにはできないでしょ?ちょっと前まで自分たちがもっとじゃましてたじゃない。国会で!

自分たちのしたことを『棚』に挙げてしまった時点で、品性を完全に失ってしまったということにまったく気づいていないんでしょうね。

まあ、国民の皆さんの選んだ政治ですから、kおばちゃんが一人でもんくいってもしかたありませんね。

○12月29日(水)

さて、ほぼ定刻にkおばちゃんを乗せた飛行機は北キプロス・トルコ共和国 Kuzey Kıbrıs Türk Cumhuriyetiのエルジャン空港Ercan Havalimanı に到着しました。


2年前に実はkおばちゃんこの北キプロス・トルコ共和国には来たことがあります。
その時は『南キプロス』からの入国で、レフコシア(ニコシア)の町をちょこっと見た程度だったんですよね。
その時に、本格的に『北キプロス』を見てみたい・・と思ったのです。
で、北にゆくにはやはりトルコから入国したほうがすんなり行きそう・・ということで今回のこういうルートの旅とあいなったのです。

北キプロスの空港には降り立ったのは初めてです。南のラルナカ空港もあまり大きくはありませんでしたし、『沖止め』でしたが・・こちらはもっと小さな空港です。

『沖止め』どころか・・ターミナルの直ぐ脇なので・・徒歩でターミナルに移動です。


時間は23:40過ぎ・・もう直ぐ明日です。

kおばちゃんは後ろの法の座席でしたので、機体の後方出口からです。


ターミナルの建物に入ると、直ぐ入国審査場です。
このお国は世界的に認知されていない国。そして何よりもまだ、『キプロス紛争』も解決はしておらず、このような国家体制になっているので、日本国ももちろん承認していない。
で、その紛争の相手国『ギリシャ』はEUの国家(最近は重荷国家)である手前?パスポートにこの北キプロスの入国スタンプがあるとギリシャ渡航が困難になる・・と聞いているので、一昨年と同様に『別紙』に・・
入国審査官に『初めて?』と聞かれたので『いえ、2回目(本とは3回目だったけど)』と答えると・・なにやらコンピューターで照合しようとしたのだが、履歴がなかったようです。
彼は『前はニコシアから?エルジャンは初めて?』ときくので『そうです』と答えるとやっとスタンプをおしてくれましたです。

あとは荷物をピックアップして・・予約のレンタカーをピックアップするのみ・・です。

ここの空港も昨年のアンタルヤ同様、ターミナルの建物のなかには迎えの人間は入れないようで、建物をでたところでわんさかと・・出迎えの人がおりました。

kおばちゃんもレンタカー会社の名前を探しますが・・ありません。おかしいな・・
念のためのにIpadに入っているメールを引っ張り出して眺めます。

一応『到着したら○△×に電話を』とかいてあるのですが・・その番号が番号というか記号のようなもの。周りにいた英語のわかるお年寄りも『??』です。
でも、その方がご親切にメールの添付してあった事務所の番号、携帯番号に電話をしてくださいましたが・・・誰も出ない・・
ええ・・・

そんなことをしているうちに、ホテルの迎えの車たちは次々にお客を乗せて去ってゆきます。
途方にくれるkおばちゃんに、そんなホテルの迎えのボーイの一人が声をかけて、『送ってゆくよ。』と申し出てはくれましたが・・その後の言葉がよろしくない。『美味しいレストランも知ってるし、良い観光場所も知ってるから・・』
kおばちゃん、そんな言葉にのこのこくっついてゆくほど、人はよくありません。『ノーサンキュー』といったものの、気がつけば夜中のターミナルで一人ぼっちです。

いえ、正しくはタクシー2台が残ってました。

タクシーのおじさんは『レンタカーは来ないよ。いつもだったら到着の30分も前からこのあたりに止まってるけど。あきらめてタクシーに乗って、明日レンタカー会社に請求しなさいよ。』と・・

まあ、こうなったらそれしか方法はないでしょうね。

実は、今日の旅程を組む時に随分悩んだんです。今晩は素直にホテルの送迎を利用して明日からレンタカーを利用しようか・・と。
でも、ホテルの送迎がちょっと距離もあるので『40£』もするんです。日本円にしたら5000円ですよね。で、レンタカーだと1日18£なので、貧乏なkおばちゃんはレンタカーを選択してしまったのです。

レンタカー会社はもちろん大手は入っていません。それに事前の情報も殆どありません。
昨年お世話になったアンタルヤの女将さんに聞いたこの空港のサイトから引っ張り出せたレンタカー会社を利用したのですが・・
昨年のカラユハットの『ホテル事件』同様、クレジットのデポジットを請求してこなかったのでちょっと『アヤシイ』とは思っていました。予感的中です。

これこそ一番恐れていたパターンです。夜中の空港に一人取り残される・・
で、それを避けるためにさっきイスタンブールの空港で両替えしたのであります。予備の費用として。

タクシーのおじさんにkおばちゃんの宿泊先までの値段を聞くと・・40£よりは安いです。決めました。もうここにいてもしかたありませんから。

ようやく今晩のお宿に向けて出発することのできたkおばちゃんです。

暗い夜道を30分ひたはりします。回りの景色は全然見えますせん。


運転手のおじさんは『このあたりはとっても景色が良いんだよ』と説明してくれますが・・もちろん真っ暗で何にも見えません。

それにしても、このお国も『なんでもあり』の国なんだ・・・と改めて気を引き締めたのでした。
コメント (2)
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