Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

逆さまだったり横向だったり(イスタンブール)

2011-04-05 23:59:30 | トルコ
今日はまた寒いのが舞い戻ってきました。

この前の番組で玄侑宗久氏も指摘してたことだが、どうも原発のメルトダウンは3月15日に既に起こっていた・・という指摘、考えれば考える程そうだったのかも・・と思ってしまう。

たしか、当日は計器の故障でデーターがとれなかった、という説明だったと思うが発電所正門のデータは発表されてなかったと思う。それが事実かどうか、kおばちゃんは指摘することはできないが、周りの数値が以上にこのときはね上がっている事実は何をしめしているんだろう。

2月に見た番組を思い出した。フィンランドの核廃棄物の処理施設の特集。にオルキルオトOlkiluotoにある原子力発電所のそばにはオンカロ と呼ばれる核廃棄物埋蔵処理施設があり、地中深く廃棄物を処理するという。
それは最終処分で、核廃棄物が出す放射線が生物にとって安全なレベルに下がるまでに、欧州の基準では少なくとも10万年かかると考えているからだということだったと思う。

日本で起きた原発事故、東電の社長が病に倒れるわけもきっと15日におきたメルトダウンの責任の重さ故のことじゃないか・・と思っているのだけれどもね。
どちらにしても最高潮の危険は終わってしまって、後始末にじたばたしているということろなんだろうな。
でも、その廃棄物というか、汚染物質をどうやって処理するのか・・何処へ持ってゆくのか・・という手立てはあるのだろうか。と急に思い出したのであります。

自国での核廃棄を計画していないんじゃないかと思うのですけどね。どうなんでしょうね?核再利用というのは聞いた覚えはありますけど、廃棄ということはどういう計画だったのかと、番組を思い出して疑問に思ったkおばちゃんです。

○1月3日(月)

地下宮殿の見学はまだ続きます。なんせ、ここでの一番の有名なものにまだであっていないからです。

なんとなく人にくっついて歩くkおばちゃん。きっとこっちね。
これですね。

皆さんここで記念写真を撮ってますから。
一緒にチーズ

この方は『メドゥーサ』と呼ばれています。ギリシャ神話に出てくる髪の毛が蛇でできる女性じゃなかったでしょうか。


それが柱の土台になってます。しかもさかさま・・
このメドゥーサは何処から誰が運んできたかは不明のようですが、もともといろんなところの廃材のようなもを使ってつくられているようだから、意味はないのかもしれませんね。

もしここで利用されるのでなければ、何処で使用されるつもりだったんでしょうね?
さかさまでごめんなさい。

冒頭の画像もそうですが、こちらはな何故か横向きです。
半分お顔が漬かってます。そして、柱のただの土台として使われているような感じですね。


それでもみんなの人気者。代わりばんこで記念撮影です。


こちらは先程の孔雀の目の柱ですね。

入り口から降りてきたところと反対側の端っこまで来ました。


水中には小魚が泳いでます。kおばちゃんには金魚にみえてしまいました。


ところで、この地下宮殿の貯水池の水ですが、イスタンブールの黒海に近いベオグラードの森付近から水が引かれているという話です。

さて、あとはもう良いかな?帰りましょう・・と出口に向かっていたらカフェがありました。


ここで、kおばちゃんはあるものを発見しました。それはこれ。黄色くないほうです。


何だと思います?ざくろです。これをジュースにしてくれるそうです。
それがこれです。

パックのジュースは飲んだことがありましたが、ナマ絞りたては初めてです。
お味は・・ちょっと渋かったです。でも美味しかったですよ。

さて、もう一箇所くらいは行けるかな?と地上に戻るkおばちゃんです。
そういえば、ここ地下宮殿の出口は入り口とは別の場所です。で、出口の手前にはおみやげ物の売店がありましたが、そこを除く時間はありませんでした。残念ね。
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不思議な地下空間(イスタンブール)

2011-04-04 23:19:28 | トルコ
昨日番組をみていたら三春町にお住まいの玄有宗久氏の対談をやっていたのだが、そこで語っていたのは福島の原発からの放射能が『東風』にのってやってくということ。

三春はその名の示す通り、三つの春(梅、桃、桜・・だったと思う・・)が同時に咲くからと聞いたことがある。
その開花を即すのが東風。それが怖いというのだから・・

kおばちゃんは、もう随分と前に出稼ぎの帰りに立ち寄ったことがあるのだが、あのとき見た滝桜、今年は花を咲かせてくれるのか。1000年以上の歳月に耐えている桜が今後どうなるのだろう。

訪れた時はカメラなんか持っていなかったので記念に買ったテレカと記憶だけのさくらです。

滝桜を見に行こうと待っていたバス停で、おばあちゃんに声を掛けられた。
今から思うと白内障で殆ど見えてなかったんじゃないか・・と思うのだが、到着するバスの行き先を聞くのだ。表示が見えないんだよ・・って言いながら。

七重八重に腰の曲がったおばあちゃん。片方に杖。片方にビニール傘を杖代わり。要するに両方で杖を付いているような格好だったおばあちゃん。
行き先を聞て、バス停の時刻表を調べたら・・あと2時間も先のバス。その旨告げてお別れてしてバスに乗ったのですけど・・あのおばあちゃんはどうしているだろうかとふと思った。

こんなことが起きるなんて、滝桜もさぞ戸惑っているんじゃないか・・とおもったkおばちゃんです。

○1月3日(月)

さてさて、思わずチャイで喉を潤し、体もあったまったkおばちゃん。脳みそも少し動いてきました。

これから先、行きたいところは2箇所。で、その一つに向かっていたのだけれども・・考えてみたら今行こうとしているところは時間制約はそれほど厳しくないはず。
で、もう一箇所の方はたしか『開館時間』が決まっている・・ということで、行き先変更。で来た道を戻ることにした。
いいたりきたり・・まったくなにやってんだか・・最初入り口が中々見つからなかった。

辿り着いたのはBasilica Cistern地下宮殿Yerebatan Sarayıと呼ばれているところです。
上から見るとこんなところです。

ここはもともとは、6世紀東ローマ皇帝のユスティニアヌス1世Justinianus Iによって貯水タンクとしてつくられたということです。

6世紀にこんんなことをしてしまうってすごいですね。

長さ138m・幅65mの長方形の空間でに、高さ9m、1列12本で28列、合計336本の大理石の円柱が並んでいるようです。


階段を下りて割りとすぐのところにこんなオブジェがおいてありました。宇宙のようです。


こんなジオラマのようなものもおいていありました。

片隅には、スルタンの衣装を着て記念写真を撮ってくれるコーナーもありました。


もう、閉館時間が近いのでお暇なようです。

それにていも不思議な空間ですよね。

奥に進んでみましょう。

水の中には魚が泳いでします。1985-1988年にかけて浄化が行われたのできれいになったんでしょうね。


面白いのはここの柱。なんでも、地下だからかどうかわかりませんが寄せ集めのようです。

こんな柱も1本ありました。

これは孔雀の目の柱Peacock Eyed Columnと呼ばれているようです。

模様が孔雀の目?のようですよね。
でも、こんな柱・・どんな建物に使われたんでしょうね?なんだか、モダニズムのような感じもします。いや、岡本太郎か??

普通このような柱が大部分です。
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墓場でお茶を(イスタンブール)

2011-04-03 23:43:05 | トルコ
今日はお天気が今ひとつ。
気分も今ひとつ。なんだか変な疲れが溜まっている感じ。花もつまってるしな・・

桜の花も咲き出したが、今年は諸般の事情で花見自粛だそうであります。
で、この自粛に関して世間様は『そこまでやらなくても・・』という意見も散見されるのだが、kおばちゃんとしては大賛成なのである。

何故か、それは花見にかける税金が少なくなるからであります。
kおばちゃんの近所にもまあまあの花見の名所はあるのだけれども・・毎年、花見で出るゴミの処理のためにいろいろと行政が特別に予算を使ってるのを目の当たりにしているので、このご時世でそんなことに税金を使ってくれるな・・と思ったからであります。

桜をめでて、宴を催すのはかまいません。でも、ゴミはもって帰ってくださいね。という『自粛』だとおもっているのです。

それをどうもマスゴミは違うように解釈しているようで、何ででしょうね?

○1月3日(月)

さてさて、スルタンアフメット・モスク、通称ブルーモスクの見学を終えて・・出口は入り口と違うところに出ました。
正面ゲートから一番近い出入り口です。


正面にアヤ・ソフィアが見えます。


外に出るとよりはっきり見えます。


アヤソフィアAyasofyaはキリスト教の大聖堂としてビザンチン時代に建設聖堂だそうです。現在は博物館となっていてモザイクがが有名なのですが・・残念ながら今日月曜日はお休みで、今回はkおばちゃんにご縁はありませんでした。残念!!

で、次にkおばちゃんの行きたいことろは2つあります。
最初に思いついたところに向かいかけた時に・・出た!


いえ、お化けではありません。観光客に親切(そう)に声を掛けてくる男性です。
今回の場合は男性というよりも男の子ですね。kおばちゃんから言わせれば。息子といっても良いくらいのお兄ちゃんです。

『観光できてるの?何処の国から来たの?トルコは初めて?』
おお、これが噂に聞く客引きか!?

青年は英語で聞いてきます。
一瞬嘘をつこうかな?と思ったけど根が小心者ののkおばちゃんが『正直に』答えました。
『日本から来たのよ。トルコは初めてじゃないけどイスタンブールは始めてよ。』

すると、男の子は『トルコは何処へ行ったことはあるの?』と聞いてきます。
さて、何処の地名を言おうかな?と考えて思いついたのは、去年3泊した『チェシュメÇeşme』です。だから、『チェシュメよ』と答えると、『僕は行ったことがないけど海がきれいなんでしょ?』と話を進めてきます。

そろそろうざったくなってきたkおばちゃん。『それじゃね!さよなら!』と言って早足で角を曲がってしまいました。
まったく、残り時間の少ないkおばちゃんの『時泥棒』ですね。

イスタンブール領事館の安全情報にもしつこい、声かけの注意がのってましたので、あまり相手にしないほうがよろしいかと思い・・さっさと別れました。
おかげで飛んだ裏通りに飛び込んでしまいましたけどね。

さて、裏通りから行き先修正したのですが、あの少年がまだうろついているとめんどくさいし・・そろそろ体も冷えてきたのでお茶でも飲みないな・・でもへんなところに入るのはいやだな・・とうろちょろしている時に『カフェ』の看板を見つけました。

でも、どうみても・・お墓なんですよね。入り口にあるのは。


後で調べたらやっぱりお墓でした。 マフムト2世のお墓II. Mahmut Türbesiだと思います。

で、この奥にありました。


ここはどうもトルコ文化センター・アートセンターTürk Ocağı Kültür Sanat Merkeziの一角にあたるのでしょうか?

kおばちゃんは中に入り、テラス席の囲いのしてあるところに座りました。


皆さん、お友達同士、仲間同士なのでしょうかお茶(チャイ)を飲みながらおしゃべりに興じてます。
しかも、一杯だけじゃなくって・・チャイを運んでくるお兄さんからお変わりをもらったりしています。

kおばちゃんはあったかくて美味しいりんごのチャイを頂きました。

足の疲れも吹っ飛びます。

どうも回りは皆さんトルコの方ばかりのようで・・観光客はkおばちゃん一人のようでした。

このカフェはトルコ文化芸術センターのカフェCafé türk ocagi kültür ve sanat merkeziということだと思います。
偶然入った墓場の奥だけれども素敵なところでしたよ。
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ブルーの輝き(イスタンブール)

2011-04-02 23:22:46 | トルコ
昨日の帰りのことである。
職場でグズグズしていたら・・ちょっと遅くなってしまった。
最近は帰りはなるべく長く歩けるルートを(運動不足解消のため)とってかえっているのだけれども、ある交差点でいっしょになった男性。黄色いジャンパーのようなものを着ていた。

どこかで見たことのあるようなジャンパーだな・・と思っていたのだが、彼がふと横を向いたときに背中の文字が見えた『○子力安全・・』ああ、最近テレビでよく見る組織の人たちね。

いったい何時になったら運転停止になるのやら。改めてエネルギーのすごさを思い知るとともに、こんなコントロールできないものを利用していたという空恐ろしい気持ちがわいてきた。

kおばちゃんは原発反対とは思っていない。けれども、これほど原発にたよった電力に取り込まれていたということを改めて認識しています。
行け行けどんどん・・で来てしまった生活様式。いきなり実家の仕送りがなくなったような状態で・・・慣れていくしかないんでしょうね。

そういえば、kおばちゃんのお仲間でアメリカのアラモアナというところにお勉強に行ってた奴がいるのだが、何でアラモアナ?ときいてた、そこで原爆の実験研究をしていたので、放射線医療やそういうことが秀でているということだった。

うまく使えば、それこそ『薬』なのでしょうけど、コントロールできなければ『毒』出しかないということですよね。なだかな・・

信号待ちをいていたジャンパーの男性をじろじろみたら失礼・・とは思ったけど、とってもきになったkおばちゃんでした。

○1月3日(月)

やっとこさトプカプ宮殿の見学を終えたkおばちゃんですが、もう一つか2つは観光地を楽しみたいと思っていたんです。

で、向かった先は・・こちらです。有名な観光地!


立派なモスクです。スルタンアフメットモスクSultanahmet Camii です。


モスクの特徴はこのミナレットが6本あるというものらしいのですが・・数えなかった。

出入り口は数箇所あるのですが、観光客用の出入り口はずーーと後ろのほうです。


後ろに回って靴を脱いで入ります。
靴を脱いだものを渡された袋にいれるのですが、kおばちゃんの隣で靴を脱いでいた男性のぼやき『僕の足はお起きから一袋に片方づづ入れないと入らないんだよ。』と聞こえてきたので、思わず笑ってしまった。で、失礼なことをしたと気がついたので『私の靴下は5本指よ!!』とお返し?しておきました。
そうなんです、kおばちゃんは実は5本指ソックス愛好者であります。
中に入ってまず目に引くのはこの天井!!

すごい!!と圧倒されます。美しいとともに・・壮大です。

ドームとともに光のシャワーのようなシャンデリアです。

このエリアは祈りの場なのでしょう。ムスリムの方のみにご入場のようです。


何をおはなししてるんでしょうかね?

kおばちゃんたち一般観光客のいるエリアはこんなに混んでますよ。


ブルーモスクはこのスルタンアフメット・モスクの別名ですって。

1609年から1616年にかけてスルタンアフメト1世Ahmed Iによって建てられたこのモスクは、この様なブルーの色彩から来ているとから、ブルーモスクともよばれているそうでう。しかもこれはタイルということです。

天辺の模様は拡大してみると・・何だか文字に見えますね。


ドームの天井は一つではなくていくつかが連なっています。


ブルーの天井は一つだけのようですね。

そしてこんな柱でこのモスクを支えていますね。

このようにガラスケースにも天井が写っています。

このケースの中身は『預言者の墓の模型』と書いてあったと思います。

この入り口は

信者様専用のようです。

そうですよね。こここは宗教施設です。そろそろ夕方のお祈りが始まりますかね。


スルタンアフメット・モスクを失礼したkおばちゃんです。
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皇帝の門を通って(イスタンブール)

2011-04-01 23:59:19 | トルコ
今日から4月。本来は世の中、うきたつような新年度なのだけれども・・先月の大震災の影響でぱっとエンジンがかからない感じ。

そういえば、今日の発表で震災の名前が『東日本大震災』に決まった・・というのがあったのだが、名前が決まるまでになんでなんでこんなにかかったの?
K氏が『こう呼びます』と決めてしまえばいいことじゃないのかしらね?
何でも皆さんでご議論をなんでしょうから、まさかこの名称をご議論してた訳じゃないでしょうね?

折角事業仕分けとやらで、随分と組織が減ったはずなのに・・またいろいろと『組織をたち上げて』らっしゃるようですけど、決断する人がいなきゃいかに組織造ったってだめでしょう?

目の前におぼれている人間がいても、どんな方法で救助するかご議論をなさるのでしょうか?

ここによると、今回の震災の犠牲者のご遺体が東京にも回送されて火葬されるというおは無しですけど、せめてお手を合わせにいらっしゃたら如何なもんでしょうかね?
時間と場所がわかれば、お別れのお祈り位なさりたい東京都民も沢山いらっしゃると思うのですが、こういうことはやはり『ケ』の部分にあたるのか殆ど報道されないのが悲しいです。

彼らの魂がせめて彼岸のかなたで平安でありますように・・と祈らずにはいられません。

○1月3日(月)

トプカプ宮殿の見学ももうお終いです。お終いにしようとしてるkおばちゃんです。
敷地の一番はしまで来てしまったので引き返します。
これは泉ではちょっと趣がありますね。

あちらはハーレムの方向だったような・・気がします。


午後も遅いのでアレほど並んでいた行列の影もかたぎもありません。

他のお客さんの後をついて、他のルートに向かいます。



途中にこの様な建物がありました。



ビザンチンの教会Aya İrini『神聖な平和』はオスマンの時代も存在していたようです。時間がないから・・パスです。

この門が正面玄関『帝王の門』ですって。りっぱですね。

門から外に出ると小走りに遠ざかってゆく添乗員さんの姿が:・・やっぱりチャングム効果かな?


振り返ると、門だ基準になっていますね・。これはアヤ・ソフィアだったと聞いています。


今日は休館、月曜日ですからね。残念

こちらから眺めても立派ですね。




ほら、こんなとこえでかえしましょうてl
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