私は、意外感で一杯なのですが・・・・・・。
私の体は、年齢の割には健やか。
さしあたって問題になるような所見は、今のところ見当たらないようです。
夏の終わりに強度のめまいに襲われ、駅前の交差点で、不覚にも倒れてしまった私。
その後、救急車でかかりつけ医の総合病院に搬送されました。
その不甲斐ないお話を、前回の一連の記事の中で致しましたが、その後心配となり、いろいろ検査を受けた私です。
ところが、全く異常なし。
実は、このようなすこぶる良好な診断結果は、今に始まったことではありません。
2~3年前に体調を崩し、頸椎の痛みとだるさ、息苦しさ、のどの異常な渇き、食欲不振と、次から次へとかって経験したことがない症状に見舞われました。
夫が肝臓がんの手術をし、ネット上で訳の分からない辛い出来事に遭遇した頃に重なります。
その時は、息苦しさで声も出なくなった私の様子に、妹が驚き、一日家事を手伝に来てくれたり。
娘たちも心配し、医者嫌いの私に同伴し、総合病院に連れていってくれたり、と。
そしていろいろと検査を受けましたが、その時も全く異常なし。
唯一診断名が下されたのが、「頚部脊椎症」でした。
採血は、わが町の個人医院のみならず、総合病院で本格的な検査も受けましたが。
幾分貧血気味以外は、すべて正常。
最近、数回受けた検査結果も同様でした。
この度は、数年前とは違う症状でしたし、数か月前、背骨の圧迫骨折もしています。
ゆえに、検査対象も異なり、脳と脊椎が中心でした。
24時間ホルダーをつけ、心電図の細かいチェックもしていただきました。
狭心症に似た発作で、20年間に亘り、怖い思いを幾度も経験している私ですから。
時折ニトロを服用しています。
特に、ここ数週間は頻繁にかなり強い発作に見舞われている私。
ストレスの一言で片付けてしまっていいものか?
何だかとても不安な気持ちがしています。
ところが、24時間監視の心電図も、多少の不整脈はあるものの、心配するようなものは見当たらないとのことでした。
発作は、一時的な痙攣によるものでしょう、と。
脳のCT、MRIでも異常は見られず、他の部位の超音波の検査でも、全く問題なし。
骨密度も、この総合病院で測り直しましたが、私の年齢層の平均値より高く、若い人の86パーセント並み。
骨粗しょう症の治療の必要はない、とまで言われました。
実は前に通った整形外科医院で勧められた自己注射の治療は、とっくに挫折してしまった私です。
そのストレスは相当なものでしたから。
介護暮らしの最中、毎日二年間、自ら注射を打ち続ける自信は持てなくて。
骨を丈夫にする効果は非常に高い、良薬のようですが、もっとゆとりのある暮らしになってから再度検討することにします。
妹(ブログ名 世界の一つだけの姥花日記)が旅行先から届けてくれたお土産品の数々です。
いずれも滋養が高く、感動するほど美味。
義兄の回復を祈る気持ちが伝わってきて、感謝一杯でした。
妹に最近、この診断結果を報告したところ、
「きっとお姉さまの方が長生きするわよ。
骨密度も、私よりいいじゃない」と。
私には信じられないような喜ばしい診断結果ですが、幼い時から虚弱体質で、よく熱を出し、学校を休んでいたのは事実。
疲れやすい体質は、物心ついてからずっと私に付きまといました。
まさに私の人生の弱味、あるいは泣き所とでも言えばよいかしら。
とても働き者だった母も、私に似た体質でしたが、
被爆体験など、如何なる困難にも気力で立ち向かい、乗り越えた気丈な人でした。
私も、気力は人並みで働き者の方でしょうから、母に似ているのかもしれません。
今後は、もっと自分の体に自信を持ちたいものです。
けれど、幼い頃からの私の疲れやすい体質を変えるのは至難の業。
そのために、タイマーを使用したり、計画を立てた暮らりしを心がけ、自らを鼓舞して元気づける努力をしています。
但し私には特技(?)があります。
心まで疲れ切ってしまうことは、ほとんどありません。
若い頃は、そのような状態に陥り、親に随分心配をかけた私ですけれどね。
これは内緒。
高校時代、数か月登校拒否状態に陥ったこともあるんです。
向学心は人並み、それ以上だったかもしれないけれど・・・・・・。
体力がなくて集中力が持続できず、そのうち自信喪失の自暴自棄に。
公開でしゃべっては、内緒になりませんね~(笑)
ですから弱い心で悩む人たちの気持ちは、とてもよく理解できるつもりです。
その反省から、娘たちには、優しくて逞しい心の持ち主になってほしい、と願いながら子育てをしました。
その願いは期待以上に叶い、親冥利に尽きるほど幸せな事だと思っています。
こんな具合で、娘時代までは、弱い心身を持て余し、悩み多き日々でしたが・・・・・・。
結婚後、尊敬できる良妻賢母の良き友人に恵まれ、その方々の薫陶を受け、私も驚くほど逞しくなりました。
心身が疲れ果てても、心は割と早く元の元気を取り戻せるように。
この特技で、私は長い歳月、如何に救われてきたかわかりません。
最近の数年にわたる息苦しさは、相当なものでしたが、心はいつも前向きでいられたので、乗り越えられたのだと思います。
よく夫に、少々自慢げに、「心の弱い人だったら、この息苦しさは堪えられないと思うわ。鬱になって当然ではないかしら」といったものです。
上に挙げたような症状には見舞われませんでしたが、毎日の疲労感は、若い時はもっとひどかったようにも。
私は「魔の時間」と言っていましたもの。
這ってでも、家事と育児を頑張らなければならない心境だったからです。
その疲労感は、今も相変わらずですが、最近、自分を度々襲う疲労の原因を、多少なりとも突き止めたような気持ちになっています.
ある書物に紹介されていた、その原因と改善法。
それを読み、心から納得はした私です。
ですけれど、言うは易く行うは難しの方法なんです。
このお話は次回に回させていただきます。
ご覧下さいまして有難うございました。
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花のように泉のように