今日は、私が心から納得し、是非今後も実践したいと思っている、体質の改善法のお知らせです。
既に、実に気まぐれながら心がけ中。
何て、少々大袈裟な書き出しで、恥ずかしくなりますが・・・・・・。
多くの方々は特別、努力をなさらなくても、元気にお過ごしでいらっしゃるのかもしれません。
私は、前々記事で述べましたように、不安な症状の原因を突き止めるべく、最近、精密検査を幾つか受けました。
その限りでは、私の体は、差しあたっては異常なしの健康体だったのですけれど。
その改善法とは、以前にもお伝えしたことがある、腹式呼吸を意識して、まめに行うことです。
私は寝付は、いつもアッという間。
眠れないといったことはめったにありません。
けれど、60代の頃から、夜中に何度も目が覚め、時にしばらく寝付けないことも。
質の良い睡眠とは、とても言い難いものでした。
ところが、去年の暮の頃、床に就いた直後しばらく吐くことに時間をかける深い腹式呼吸を行うように心がけました。
すると、さほど日が経過しない内に、睡眠の質がみるみる改善されていったのです。
時々、夜中に一度も目が覚めないで朝を迎えられる日もあり、そんなときの感激は、相当なものでした。
今はどうかといえば、以前ほどの熟睡はできていないかもしれません。
次第に、その心がけが薄れてきているからです。
でも、昨日(この文章を綴っていた時の昨日で、かなり前の事です)は、夜中に一度も目が覚めることなく、6時間熟睡できました。
病院から夜が更けた9時頃に帰宅。
その後、娘たちに、見舞ったパパの症状についての心配事を相談しました。
体は疲れ切っていたものの、心は高ぶったまま床に就いた私です。
その心を鎮めようと、腹式呼吸をしばらくして寝たところ、それが良かったのでしょう。
よく眠れ、今日は体が、割と軽やかです。
これまでの私は、腹式呼吸は、睡眠の改善法としてのみ受け止めているところがありました。
それを心がけるようになって以降、睡眠の質が良くなり、一時体調もすこぶる良好になったからです。
眠りの質は、今は以前に比べると格段に良くなったものの、今年の夏の暑さは異常だったせいでしょうか。
疲れやすい体に、また戻ってしまいました。
その疲労感が、あまりにひどいと、軽やかな介護生活はままならなくなります。
そして、その頃、私は旦那さまに、よく話したものです。
「私って、なぜすぐ疲れてしまうのかしら???
最近、その理由で思い当たることがあるのよ。
もしかすると、私は一般の人より、肩に力を入れ過ぎて家事をしているのかもしれないわ。
もっと、すべての事にリラックスして臨むように心がければ、疲れないのかもしれない」と。
万事に、そういう傾向があるような気がしてきた私です。
その様な思いを抱くようになり、しばらく経過した頃、近くの大型書店で素晴らしい本に出合いました。
まるで、私が上述した思いを、心から肯定してくれているような内容だったのです。
その書物の題名は、「深呼吸のまほう」というものです。
この本の序章に、下記のような文が載っています。
「私たちが一日約3万回繰り返す呼吸。
この命を紡ぐ営みに少しの意識を傾け、その質を向上させるだけで、
今抱えている慢性不調、そして未来に発現するかもしれない
病気の芽をスッパリと断ち切ることができるのです。
痛みや不調のない、真に健康で幸せな体へー
さあ、あなたにも「深呼吸のまほう」をかけていきましょう。」
この言葉にとても感銘を受けた私です。
読み進む間も、その本に綴られた一言一言に、心から頷きました。
「確かにその通りかもしれない」と
私は日ごろ、緊張して物事に当たったり、集中して臨む時、確かに浅い呼吸をしているように思いました。
例えばブログ記事を記述しているとき、自分の呼吸を意識すると、ほとんど息を止めたような状態になっていることも。
この浅い呼吸が体の慢性不調の原因のようです。
妹に、この話をしたところ、山登りの時は必ず吐くことに時間をかける腹式呼吸を実践しているとのことでした。
そういえば、私も急な坂道を上るときは、昨年末頃から腹式呼吸を意識的に行うようにしています。
それまでは、息が切れ、何度も途中で立ち止まってしまった私ですが、
このお陰で、休むことなく、割と楽に上り切れるようになりました。
これは、腹式呼吸をおこなうようになり、私が睡眠と同様に体験した改善のほんの一例です。
本の内容を要約し詳述すると、よく理解していただけて、皆様のお役に立てるのかもしれませんが。
いつも感性だけで綴っているような、私のブログ。
その様な面倒なことは、横着者の私が苦手とするところなので、お許しください。
詳しいことがお知りになりたい方は、是非上でご紹介した本を手に取ってみて下さいませ。
まだ最後まで読み終わっていない私ですが、これまで目を通したところで、心に刻まれた文章をいくつか取り上げ、ご紹介させて頂きますね。
「とりあえず死なない程度に息を吸えてていればOK!]
このような、深呼吸とはほど遠い浅い呼吸を繰り返しているひとがほとんどではないでしょうか。
「大切なのは、普段の呼吸をどれくらい丁寧におこなえているか、そのことにかかっているのです」
「よい呼吸とは、吸えて吐ける事です。息を吐くのが苦手なままの呼吸ではどんどん浅く表面的になってしまいます。ぜひ吐く息も強化していきましょう」
「一瞬クッと体を硬直させ、それとほぼ同時に息も止まっているはずです。
些細な緊張もいの1日何回、何週間、何か月、何年も積み重ねていけば、体はいつの間にか四六時中緊張していることが当たり前の緊張体質になっていきます。
何気ない日常動作の中にあふれる緊張が、呼吸を浅くし、未来の病気の芽を育てているのです」
「息を吸っているとき、体幹部分だけでなく、頭、背骨、肩、腕、骨盤、股関節、足首までもが動いていることがわかるでしょう。これは、呼吸の通り道である全身の関節が開いたり閉じたりしている動きです。こうやって、呼吸のエネルギーを全身に送り出しているのです」
「私たち人間が特別な補修をしなくても毎日元気に生きていけるのは、呼吸が休むことなく体を循環し続けることによって、筋肉、関節、血液、リンパ、免疫、自律神経など健康を司る各種機能がスムーズに働くよう自動調整してくれているからです」
書籍『深呼吸のまほう』のほんの一部の引用に過ぎませんが、お読みになられた皆様のご感想はいかがでしたか?
深い腹式呼吸を繰り返し、リラックスした体で、今日の日課に元気に臨みたいものですね。
「今日が一番素敵」な思いで・・・・・・。
昨夕(10月8日)のお夕食です。
介護用に松花堂弁当の器を買いました。
介護ベッドのテーブルでいただいた夫です。
呆けては全くいないしっかりしたYさんですが、最近すっかり甘え体質に。
私が食事も、毎度食べさせてあげています。
追記
最近はますます介護に時間を多くとられるようになってきました。
例えば、昨夕の夕食時の私の介護は、パウチの汚物の処理、食事を食べさせてあげ、ドレーンの挿入口の洗浄と滅菌ガーゼの交換、足のマッサージ。
二時間近くかかりました。
こんな事を毎日数度繰り返しています。
このような暮らしのため、ブログ綴りは、重荷と息抜きの楽しみが交錯するひと時です。
長く細く続けるために無理をしないことが大切。
一週間分を投稿する予定でしたが、少々疲れてしまいましたので、途中で打ち切り、しばらくまたお休みさせていただきます。
たくさんの温かな応援、本当に有難うございました。
またお会いできる日まで、ごきげんよう♪
ご覧下さいまして有難うございました。
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花のように泉のように
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