5月24日のこと。
前日の天気予報では、熱中症危険レベルに気温が上昇、と度々予告されていました。
本当かしら、と少々疑心暗鬼の私。
春先から今日まで、気温が目まぐるしく変化し、私はその気温差に順応できず、ついに風邪を引いてしまったからです。
五月ももうすぐ終わりを告げようとしているのに、こんな時に引くなんて、ちょっと驚き。
風邪を引いたのは、4年前、夫の四十九日の法要後の旅先において、インフルエンザにかかりダウンして以来のことです。
その風邪を押して、この日、私はお出かけをしました。
熱中症の注意予報で、半袖の洋服を着ることも考えましたが、風邪気味の自分の体調を考慮して、長袖を着用。
でもそれが正解だったようです。
湿度が低かったせいか、暑苦しさは感じることは、全くありませんでした。
揃た皆さんも、全員長袖。
高齢者の集いですのに、集合場所の品川駅改札口の一角は、花が咲いたように明るくて、華やか。
とてもいい雰囲気で、友人たちの素敵さに改めて感嘆する私でした。
私には珍しい加賀料理のお店。
窓越しに映る緑の、なんとみずみずしい事。
「大志満」
お食事会のメンバーは、次女の中学時代のママ友さんたち。
体調が少々悪くても、出かけたくなるほどに、心和む会です。
この集いは、かれこれ三十年以上続いています。
私がその方たちの中でも、特に親しくお付き合いしていた友がいました。
住まいも、みんな同じ沿線。
ママ友さんの集まり以外に、年に数回、お食事を必ず共にしていたのですが。
哀しいことに、その友二人は、数年前に他界されました。
一人ぼっちになってしまった私は、信じられなくて・・・・・・。
想い出すと懐かしさのあまり、こみ上げてくるものが、未だにあります。
本当に麗しいご人格で、いつも優しい気遣いのできる、明るい人達でした。
他の人たちも、本当にいい方達ばかり。
皆さん、同じ価値観を共有し、雰囲気も似通っています。
ですから三十年にも及ぶ長い期間、親睦を深めることができたのでしょう。
80歳過ぎても、みんなが健やかで、同じように集えますように。
この日、私は体調が今一つなのに出かけた無理が祟ったのでしょうか。
次第に気分が悪くなっていきました。
帰路に就き、最寄り駅にたどり着くなり、内科のクリニックに直行。
咳と鼻水が次第にひどくなり、これ以上放置しては良くないと思ったからです。
発熱はありませんでしたから、自己治癒力で乗り切れる、と思ったのですが。
帰宅すると、入浴もせず、軽い夕食後、薬を服用してすぐ床に就きました。
その後、風邪は次第に回復に向かいましたが、何と翌々日、嫌な出来事に見舞われてしまった私です。
このお話は次回に回します。
ライフスタイルとシニア日記ランキングに参加しています。
下のピンクのバナーに応援のポチッをいただけますと、励みになり大変嬉しいです。
ありがとうございました。
花のように泉のように