いつも下校ベルが鳴るまで遊んで帰宅するMちゃん。
もともと無理と言っていいような受験勉強体制でしたから、捗っているとは、とても言えませんでしたが。
楽しく明るくをモットーにして、とにかく、毎日コツコツ頑張るしかなかった私達親子です。
Mちゃんは疲れた様子もなく、一生懸命勉強してくれました。
そのころ、他に大きな問題が生じました。
次女が、いじめに遭い始めたのです。
余りにいじめの内容が陰湿でしたから、私も乗り出し、先生に相談し協力して、そのいじめを解決しました。
その後、またとても仲良くなった二人。
次女のことが大好きな気持ちが裏目に出たゆえのいじめだったので、解決が早かったのかもしれません。
日常の光景
私のお気に入りのカレンダーの10月の画像です。
こんな事件も起きる中、季節は巡り、秋が深まっていきました。
確か、11月のはじめではなかったでしょうか。
娘は通っていませんでしたが、四谷大塚塾で志望校の合否判定をしてもらえる模擬試験がありました。
その試験の判定を見るまでは、Mちゃんの学力が相対的にどの程度のレベルなのか全く分からなかった私です。
熟に通っていれば、当然クラス分けや、テストの成績の順位でわかることなのでしょうが。
孤軍奮闘の受験勉強でしたから、暢気なものでした。
10月の四谷大塚の模擬テストは、初めての外での勝負。
とても結果が待ち侘びられましたが。
意外にもその判定結果は、志望校合格確実。
順位もとても良くて。
私は驚きのあまり、天にも昇る心地でした。
でもでもです。
6月から始めなければならなかった受験勉強の弱みが、成績にはっきり出ていました。
社会と理科は、平均点以下で酷い成績。
国語と算数の成績が、四科目の平均点をアップ。
全体の順位を上げていました。
日常の光景
子供部屋に飾っていたポスター絵画です。
それ以来です。
私の気持ちに急激な変化が起きたのは。
模擬試験で、私の気持ちが大きく動くといった事は、大学受験に際しても起きたのですが、このお話は後日に。
理社の科目さえ、最後の追い込みで頑張れば、合格はもう間違いないと。
模試を受ける前に、受験校を決定しなければなりませんでしたが。
そのお話もさせていただきますね。
Mちゃんには申し訳なかったけれど、ここで親のエゴが丸出しになってしまった私です。
本人の希望を聞いても、応えるのは無理だったでしょう。
帰国したばかりで、まだまだ幼い所もあったMちゃんですから。
今でも思う事があります。
考えもしなかった中学受験に臨むきっかけを作ってくださったのは、親友のKさんです。
その彼女が薦めてくださった学校に何故しなかったか、ということ。
その学校は、プロテスタント系のJ学院。
でも私は学校訪問をして、やはり御三家と言われたカトリック系の違う学校を選んでしまいました。
ツタが絡まる格調高い学園の雰囲気と、セーラー服姿の学生たちの印象があまりに良くて。
そしていよいよ受験の日がきました。
次回に続きますが、何とか手短にまとめて最終章にしたいと思っています。
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ありがとうございました。
花のように泉のように