8月の月末に、親友のKさんから久しぶりに電話がありました。
アメリカ在住以来、身内のような存在の彼女です
声を聴くのは久しぶり。
私より4歳若いだけなのですが、溌溂とした澄んだ美しい声が、私の心を一気に元気付けてくれました。
メール交換は頻繁に、絵手紙も一月に一回ぐらいの頻度で届けてくださいます。
この度の訪問は、ブル―ベリー狩りに出かけたので、お宅にもお届けしたい。
月見草のお花も一緒にと。
相変わらずの彼女の優しさに感激。
首を長くして待ちました。
戴いた月見草の植木鉢とブルーベリー
私の目の前で、夜、開花しました。
主人が家にいるから、すぐお暇すると言われたのですが、少しの時間でもと私からお願いし、上がっていただきました。
おもてなしできるようなものがなく、麦茶にWestのクッキーのみ。
そして始まったお喋りはとめどもなく、2時間近くが瞬く間に経過しました。
私の友人は皆さんそうですが、話題はいつも前向きで、明るいお話ばかり。
人のうわさ話、ましてや批判は皆無と言っていいでしょう。
年齢的に、体調についての愚痴は出ますけれどね。
でもそれは私だけかな。
Kさんは、76歳ながら驚くほど元気。
行政通訳、医療通訳の資格も取得し、多方面で精力的にご活躍。
一方では、83歳になられるご主人さまとまだ就学前の双子のお孫さんのお世話にも余念がありません。
私はいつも内向きの暮らし。
彼女は外交的で社会活動にとても熱心。
対照的な性格ですのに、とても息が合い、話すとお互いに納得し合う事ばかりです。
私の目の前で開花した一瞬です
今は彼女に戴いた月見草が愛おしくて仕方ない私。
昨日は、何と開花の一瞬を見届けることが出来たのですよ。
動く花びらを見たのは初めてです。
花の命の躍動を目の前にして、大層心打たれました。
翌朝にはしぼんでしまいましたが、色がピンク色に変り、それはそれで愛くるしくしばらく見惚れてしまった私です。
Kさんには翌日開花した月見草の写真と共にお礼のメールを書きました。
お互いに、今後も変わらず元気でいられるといいのだけれど・・・。
私は先行き、何時まで彼女と親密なお付き合いができるか、少々心細くなってきています。
恐らく、異常な今夏の暑さのせいで体調を崩し、気が弱くなているだけでしょう。
昨日の私のお粗末な昼食
頑張らない時はいつもこんな感じです
戴いたブルーベリーを早速ヨーグルトに載せて。
もぎたての美味しさはやはり格別でした。
ブルーベリーを頂いた翌朝の朝食
最近ゆで卵がすっかり気に入り、朝そればかり作ってていたら、
目玉焼きの作り方のコツを忘れ大失敗。
これはその前日の朝食です。
Kさんのみならず、私の人生は良き友人にとても恵まれたものでした。
良き友達のお蔭で成長できた、と言っても過言ではない程。
ですのに、私は不器用なので、家事をやり遂げるのが何時も精一杯。
そのお付き合いを大切にする努力を、余りしてこなかったような気がして悔やまれます。
今後は、人生の宝物と言っていい友人達に、感謝の言葉をもっと伝えたい。
今、しみじみそう思う私です。
この日の夜、寝室からスーパーブルームーンを見ることが出来ました。
でも、私のカメラと私の腕では、これが精一杯。
望遠レンズがあれば、もう少しきれいに撮れるのかもしれませんね。