今日はいよいよ最終回のつもりですが、上手くまとめられるでしょうか。
三日目も、また私の希望を受け入れてもらい、大原の三千院を観光することになりました。
娘達も大好きな寺院のようです。
私が大学三回生から下宿した場所は、北寄りに位置する松ケ崎という所で、
このお寺へのアクセスがとても便利でした。
もちろん、それだけが理由ではありません。
三千院と寂光院が佇む、大原の野山の風景にも、私はとても心惹かれました。
大原のバスの停留所近くで撮影
そして、その大原に出かける、旅行最終日の朝の事です。
娘達が、今日も朝食は抜くつもりと言うのです。
昨夕のご馳走で、まだお腹が全然空いていないから、と。
確かに、昨夕の「和久傳」という和食処のご馳走は、素晴らしかったの一言に尽きます。
京都駅の上階にある伊勢丹の中に、そのお店はありました。
長女がご馳走してくれたのですが、何と一人二万円のおまかせコース。
次から次へと、センス良い陶器や磁器のお皿に、美しく盛られた料理の数々。
料理にもお皿にも私は見惚れ、感嘆のし通し。
こんなご馳走の和食にあやかれるのは、恐らく初めての事
そして、何と80歳に後数か月でなる身の私が、そのご馳走を残さずすべて堪能できました。
和久傳の素晴らしい料理の数々も殆ど削除。数少ない写真も何故かすべてピンボケ。
まともに撮れた写真数枚から選びました。
お品書きも載せる事に致します
とにかく、この旅行の間、食欲もあり、信じられない程元気だった私です。
食欲の話しには、まだ続きがあります。
この調子だと、今日が最終回になりそうではありませんねえ~。(苦笑)
こんな訳で、今日の朝食は抜きにすると言われたのですが、私は素直にそれを受け入れられなくて・・・。
朝食を抜いた事って、私本当にないんです。
私の表情を見て、娘達はすぐに悟ったようです。
和久傳にて
「一緒にフロントに行って、ママの朝食だけお願いするわ」と。
手数をかけて申し訳なかったけれど、そうしてもらいました。
次女が、色々面倒を見てくれ、いよいよ着席することに。
窓際の席にしましたが、外は眺める程の景色ではなかったので、窓を背にして腰かけ、娘に言いました。
「ママ、人間ウォッチングもとても好きだから。
いろいろ想像するのが楽しいの」と云うと・・・。
Mちゃんが、「ママの言う事よく分かる,わかる」と言ってくれました。
そのホールで、朝食を愉しむホテル客のほとんどは外国人。
よく報道で、外国人の日本ブームが話題になりますが、それを肌で実感できました。
円安の影響もあるのでしょう。
日本の素晴らしさを満喫して帰国してほしい、と心から願いながら・・・。
席を去る時、隣の外国人ご夫婦と笑顔の挨拶を交わし、その場を後にしました。
ところが、それからの道中の間、何だか胃がもたれて仕方なくて・・・。
朝食抜きの娘達の態度の方が正解だったようです。(笑)
すみません、最終回は次回とさせていただきます。
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