旧約聖書を読む機会があった。
もちろんあのインディアンペーパーみたいな紙に、ビッシリと印刷されたものではなくて、言ってみれば解説書の類。
それでも読み応えはあったが、読めば読むほど、これは宗教書だろうか? と思えて仕方なくなった。
創世記はまだよいのだが、徐々に民族の自慢話というか、非常に狭いエリアの出来事を記述し続けるだけで、なんの宗教的カタルシスもない。記述された内容から生活の規範を学ぶことはできるが、荒れ地の民のものであって、農耕民族には馴染まない。
神はわがまま一杯で、ちょっとイラついたし…。
それでもこれが、世界中の人々の半数近くが信仰の基礎に据えているのだと思うと、なにか有り難いもののような気がしてくるから不思議だな。
こんなことを書くと、信ずる人々には批判されるかもしれないが、くさしたりバカにしたりするつもりはない。
ただ読み物としては、記紀などよりはるかに面白いものなのだろうとは、思う。一度はあの一冊を読み通してみたいと思ってもいる。
もちろんあのインディアンペーパーみたいな紙に、ビッシリと印刷されたものではなくて、言ってみれば解説書の類。
それでも読み応えはあったが、読めば読むほど、これは宗教書だろうか? と思えて仕方なくなった。
創世記はまだよいのだが、徐々に民族の自慢話というか、非常に狭いエリアの出来事を記述し続けるだけで、なんの宗教的カタルシスもない。記述された内容から生活の規範を学ぶことはできるが、荒れ地の民のものであって、農耕民族には馴染まない。
神はわがまま一杯で、ちょっとイラついたし…。
それでもこれが、世界中の人々の半数近くが信仰の基礎に据えているのだと思うと、なにか有り難いもののような気がしてくるから不思議だな。
こんなことを書くと、信ずる人々には批判されるかもしれないが、くさしたりバカにしたりするつもりはない。
ただ読み物としては、記紀などよりはるかに面白いものなのだろうとは、思う。一度はあの一冊を読み通してみたいと思ってもいる。