普通な生活 普通な人々

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わずか1ヶ月で、死者数が倍増。エボラ出血熱の猛威。

2014-08-24 00:55:29 | まあまあ社会<的>な
8月3日のこのブログで、エボラ出血熱のことを書いた。エボラ出血熱の発生が確認された4月から、7月27日までに730人の死者が出た、と書いた。

あれからわずか1ヶ月、エボラ出血熱による死者は、現在1,427人に上っている(8月20日現在)。まさに急激な倍増だ。患者数は2,500人を超えた。

これはパンデミックの兆し?

WHOは「ピークを越えた」と言うような発表をしたような気がするが、本当だろうか?

エボラ出血熱の拡大を防ぐために、関係国は隔離封鎖という、ある意味常識的な対応を取っているのだが、これが市民の怒りを買い、隔離された病院を武装集団が襲撃、隔離患者を「解放」したというようなニュースまで飛び込んできた。

殊にリベリアでことは深刻で、軍隊が貧民街を隔離封鎖などし、住民と小競り合いが続く。これはパニックに近い、政府の無策と言わざるを得ない。

事を荒立てている印象だ。

感染者数は少ないが、ナイジェリアでは二次感染(直接感染者に触れていない感染)が確認されている。

医療関係者の死者も100人近くなってきているのも、気になる。また各国の医療チームも感染リスク回避のために引き上げを余儀なくされ、現場の環境悪化は想像に難くない。

こうなると、現在の4ヶ国にとどまらない、それこそパンデミックという最悪のシナリオも、考えられるのではないかと、正直恐怖する。

アメリカに戻った医療チームの感染者は完治したそうだ。ワクチンの効果というような話だが、ここのところは正直、信用ならない。

その理由は、また次で。