河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

私立大学の近代化

2005-02-11 | 大学
吉備国際大学に赴任して10年になるが、私立大学を取り巻く状況も最初の頃とは大きく変貌した。
少子化のため受験生が減るだけでなく、文部科学省の方針が競争による資金獲得にシフトしてきたのがその原因だ。
吉備国際大学のような田舎ののどかな大学も、いやでもその影響は免れない。
ここのところ会議会議で膨大な時間が奪われているが、それは個人商店吉備国際大学を株式会社吉備国際大学へ変貌させようとする取り組みだ。
これまでのようにふつうにやっていたのでは国からの交付金は減る一方である。
研究や地域貢献に力を入れて、大学としての特徴を常にアピールしなければ生きていけない時代になってきた。
まさか自分がそのような渦に巻き込まれようとは予想もしていなかったが、さすがに10年も過ごすとそうも言ってはおられない。
毎日頭を悩ましている。
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