河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

ファインワイヤー針筋電図

2007-10-17 | 研究・講演
今年は研究費がたくさん当たったので、贅沢にファインワイヤー針をたくさん買い込み、動作筋電図を取りまくる予定である。
今週になって、ほぼその準備が整った。
ものを買うのはそんなに難しくないが、業者と十分打ち合わせをしたのに、納品されたものは注文品とは別物であった。
これは業者のミスで、すぐに差し替えになったが、特注品なのでさらに時間がかかった。
納品されたファインワイヤー針は2本ずつ外筒用の注射針に挿入して、先端を折り返す。
これを滅菌用のメディックロールに入れて病院でオートクレーブにかけて準備が完了である。
さらに、針を刺入するので倫理的な手続きがたくさんある。
倫理委員会にかけるのはもちろんのこと、謝金を払うのに大学と雇用契約を結び、大学の規則に則って金銭の支払いが行われることになる。
頭が痛くなるような過程を全てクリアしてやっと準備が完了である。
昨日、やっとの事でパイロットスタディーを行ったが、微妙な筋電図を計測するので、ノイズ対策とかいろいろとやっかいなことが必要になってくる。
季節の変わり目で、風邪気味でもあり、なかなか体が思うように動いてくれない。
それでも時間は矢のごとく過ぎていくので決められた研究を遂行するには急がなくてはならない。

毎日毎日降りかかってくる雑用をこなしながら、研究時間の捻出に苦労している。
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