河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第32回臨床歩行分析研究会定例会

2010-11-28 | 私と歩行分析
愛知県豊橋市の豊橋創造大学で第32回臨床歩行分析研究会定例会が行われた。
会長の金井 章先生とは古くからの知り合いで、今回も参加しないわけにはいかなかった。

昨日のプレカンファレンスには遅れて参加となったが、夜は懇親会でいろいろな方と情報交換を行った。

本日行った発表は以下の通りである。


足圧解析機能を有したトレッドミルによる歩行分析
酒井孝文 河村顕治
 超高齢社会を迎えた我が国において、健康寿命の増進は重要な課題である。人は加齢に伴う筋力低下、バランス能力の低下などにより歩行中の転倒事故が増大する。転倒予防を行う上で、加齢に伴う歩行の変化の抽出は重要な研究課題といえる。そのため加齢に伴う歩行の変化を調査するため、高齢者を対象とした、安全かつ信頼性の高い歩行分析を行う必要がある。そこで今回、圧分布の評価解析機能を有したトレッドミルを用いた歩行分析を行った。これは、一定の歩行速度を維持した状況で、連続した足圧データを計測することが可能である。さらに、手すり等の転倒防止装置や介助者の配置が十分に行え、転倒に対する危機管理が容易となった。
本研究では、歩行時の足圧データを計測し、健常若年者と健常高齢者の比較から加齢の影響を明らかにすることを目的に歩行分析を行った。


そのほかにもいろいろと収穫があった。

数千万円が一般的なリアルタイム3次元動作解析装置であるが、今回企業展示で株式会社スパイスが今までの常識を打ち破る低価格を実現したフルボディーモーションキャプチャーシステム『OptiTrack』を展示していた。6台のカメラ構成で基本システムが1,207,500円という信じられないような低価格である。
ポータブルシステムとして本気で購入を検討しようかと思った。

会場で吉備国際大学理学療法学科7期生の大田瑞穂君に声をかけられた。
来年の定例会の担当である誠愛リハビリテーション病院に勤務して動作解析を行っているとのことだった。
学生時代とはずいぶんイメージが変わって落ち着いた雰囲気になっており、成長ぶりが頼もしかった。

そのほかにもいろいろな人に会い、有意義な研究会であった。
金井先生、ご苦労様でした。
コメント (2)
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