河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

岡山済生会病院で研究説明会

2011-01-31 | 研究・講演
年明け早々に治験委員会で審査を受けたシーティングベルトをACL再建術後患者の早期リハに応用するという研究課題を実施に移すために、岡山済生会病院の理学療法士を対象に研究説明会を行った。
スライドを用いて今回の研究のバックグランドを説明し,最後にシーティングベルトの使い方を実際に実演して見せた。

ACLの早期リハでは膝が完全伸展してしまうようなことがあると、再建した靱帯が緩んでしまうため、そのような事故が一番怖い。
とりあえずは膝装具も併用して安全に気をつけて慎重に研究を進めることになった。


シーティングベルトをリハに用いる取り組みは,済生会での研究のほかに、竜操整形外科病院で人工膝関節置換術後患者にも応用する予定で現在準備が進んでいる。


最終的には変形性膝関節症患者にホームエクササイズとして行ってもらい、その結果を検証することを考えている。
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