2日目は各拠点の研究内容が具体的に報告された。
実際に基礎研究を産業化して臨床応用するには特許は必須なので、知財戦略についても報告があった。
特に印象に残ったのが、東北大学の出澤真理教授の講演で、実際に臨床応用が一番現実的なのは間葉系幹細胞であり、その中でも新たに発見した多能性幹細胞Muse細胞が再生医療に最も可能性があるというものである。
iPS細胞は今現在最も注目されている技術だが、意外にも世界中を見渡してもiPS技術の臨床応用というのはまだまだ実現していないのである。
iPS細胞やES細胞が実際に応用されにくいのは癌化という難問が立ちはだかっているからである。
それに対して、Muse細胞というのはもともと体の中にある細胞なので、癌化はしない。
その制御技術が見つかれば再生医療にすぐ応用できるのである。
講演だけでなく、各拠点の活動がポスターで掲示されていたのだが、北海道の拠点の発表の一つに知り合いのポスターを見つけた。
それは北海道大学整形外科の岩崎倫政先生の新しい人工手関節に関わる医師主導型治験のポスターである。
岩崎先生とは留学先のJohns Hopkins大学で知り合ったのだが、ますます活躍されているようである。
実際に基礎研究を産業化して臨床応用するには特許は必須なので、知財戦略についても報告があった。
特に印象に残ったのが、東北大学の出澤真理教授の講演で、実際に臨床応用が一番現実的なのは間葉系幹細胞であり、その中でも新たに発見した多能性幹細胞Muse細胞が再生医療に最も可能性があるというものである。
iPS細胞は今現在最も注目されている技術だが、意外にも世界中を見渡してもiPS技術の臨床応用というのはまだまだ実現していないのである。
iPS細胞やES細胞が実際に応用されにくいのは癌化という難問が立ちはだかっているからである。
それに対して、Muse細胞というのはもともと体の中にある細胞なので、癌化はしない。
その制御技術が見つかれば再生医療にすぐ応用できるのである。
講演だけでなく、各拠点の活動がポスターで掲示されていたのだが、北海道の拠点の発表の一つに知り合いのポスターを見つけた。
それは北海道大学整形外科の岩崎倫政先生の新しい人工手関節に関わる医師主導型治験のポスターである。
岩崎先生とは留学先のJohns Hopkins大学で知り合ったのだが、ますます活躍されているようである。