河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第49 回日本リハビリテーション医学会学術集会

2012-05-31 | 研究・講演
福岡国際会議場・福岡サンパレスで第49 回日本リハビリテーション医学会学術集会が行われている。

初日の午後、早速発表を行った。

筋電気刺激による荷重立位時ハムストリング機能の解析
河村顕治

久留米大学の志波教授より電気刺激による訓練はBMIの高い者の方が効果が弱いとのコメントがあった。
これは皮下脂肪などの影響で電気刺激が筋肉に伝わりにくいためだとのことである。

また、座長からは骨盤後傾がポイントであるならば矢状面の脊柱アライメントが重要だとのコメントあり。



器機展示の会場でPanasonicのDigitalMirrorという新製品に興味を持った。
液晶ディスプレーの前に半透明の鏡を貼り合わせたもので、自分の姿を鏡で見ながらパソコンが提示する様々なエクササイズや計測が行えるというものである。
床反力計やモーションキャプチャーと組み合わせることで様々な展開が可能である。
今後の可能性を感じさせられるこれまでにないリハ器機である。
コメント
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