河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

車のタイヤがパンクしたのは幸運の兆し

2021-06-02 | 大学
今日、大学から自宅に持ち帰るダンボール箱を車の後部座席に乗せたところ、意識のどこかで左後輪のタイヤに違和感を感じ、よく見てみると釘が刺さっているのを発見した。

タイヤの外側の角のところに3cmくらいの釘が中ほどまで刺さり、折れ曲がっていた。

反射的に釘を抜こうとしたが、昔、こういう場合釘は抜いてはいけないというのをどこかで読んだような気がして思いとどまった。

タイヤの空気は全く抜けていないようだったのでこのまま修理できるところまで走行するのが良いと思った。

庶務の黒田君に相談したら、高梁市内の自動車整備工場を教えてくれたので電話をしてみた。

午後5時30分まで営業しているとのことだったので、4限目の講義が終わると同時に出発して車を見てもらった。

すぐにタイヤを外して釘を抜いたところ、やはり貫通しており空気が漏れ出した。

刺さった場所が外側の角だったので、通常のリペアで対応できるかどうか微妙だと言われたが、とりあえず試してもらうようにお願いした。

修理後、空気漏れはないようなので多分大丈夫と思われた。

その時修理してくれた方に言われたのが、「よく見つけましたね。」ということだった。

確かに全く空気が抜けていない状態で、釘が刺さっているのを発見したのは奇跡に近い。

そもそも道路環境の良い日本でタイヤがパンクする可能性は非常に低い。

アメリカに留学していた時は、高速道路にもいろいろな物が落ちていて、1年間の滞在中、1回パンクを経験した。

日本では40年近く運転してきてこれまでに1回パンクしただけだった。

釘が刺さってパンクしたのは不運だったが、それを発見できてすぐに修理できたのは不運を補ってあまりある幸運だったと思う。

気付かなければそのまま高速を走ってタイヤがバーストを起こしたかもしれないのだ。


考えてみると学長就任早々、複数の学生が新型コロナに感染して大変な思いをしたが、その後感染が拡大することもなく無事収束したのは幸運だったのかもしれない。
コメント
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